真夜中は旦にゃ様~モノノケ恋奇譚~
発売日 :
2018/05/25
許嫁はネコ(陰陽師)でした――。妖怪だらけの街で繰り広げる恋愛奮闘記。
六歳上の許嫁・太一に憧れ、花嫁修業に励む女子高生・桃子。しかしある日突然、太一から婚約解消を申し出る手紙が届いてしまう。実は太一は、由緒正しい陰陽師一族の末裔で、妖怪の呪いにより『ムラムラするとネコに変身してしまう』秘密を抱えていた!
太一の呪いを解くため桃子が向かった先は、「駅」と呼ばれる妖怪たちが暮らす隠れ里で――!? 英会話を習う鬼に、ドケチな八咫烏、詐欺師の狸……個性豊かな妖怪たちと、恋する花嫁(予定)のあやかし奮闘記がはじまる!
太一の呪いを解くため桃子が向かった先は、「駅」と呼ばれる妖怪たちが暮らす隠れ里で――!? 英会話を習う鬼に、ドケチな八咫烏、詐欺師の狸……個性豊かな妖怪たちと、恋する花嫁(予定)のあやかし奮闘記がはじまる!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048938839
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みんなのレビュー
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ネムコ2018/05/2944モノノケ、妖怪、神様が流行りですが、その中にあって本書は女子高生・桃子の許嫁・太一への恋心が芯になっているので、妖怪が出ても、天狗が出ても、あまりあざとさは感じませんでした。悪い化け猫が陰陽師に掛けた呪い…それは。「又叉め! 志摩家に子孫を残させないための呪いとはいえ、もっと他に何かあっただろう!」と呪いの当事者の太一さんが叫んでしまうよーな内容で(笑) 一つ難を言えば、最後の盛り上がりに欠けることですが、楽しく読ませて頂きましたv
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いぼいのしし2024/02/1531ネタバレありはじめあまりページが進まなかったけれど、途中から徐々におもしろくなった。軽く伏線が張ってあったのはまったく気付かなかった。妖怪達の一途な恋がよかった。
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まるぼろ2018/09/1028幼い頃から慕っていた婚約者の志摩太一に突如、婚約解消を申し出された日高桃子だったが、納得できず太一が居る奈良へ赴くが…、と言うお話です。思った通りと言うか思った以上に心温まるお話が多くてほっこりしつつも面白く読めました。ムラムラすると猫になる呪いというのも面白かったですが…w 個人的に良かったと思えたのはヤハリお茶丸とハルのお話が好きでした。一応猫の呪いも当面の解決には至って、単巻として綺麗に締め括られていますが、出来る事ならもう少しこの先の続きも読んでみたいと思いました。
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ぐっち2018/06/1028女の子にドキドキすると猫化してしまう婚約者。猫になった太一が可愛すぎてこれはこれでよいのにと思います。ドキドキシーン増量希望。あやかしたちも良いのですが、いっぺんにたくさん出てきすぎてもう少し小出しでも良いかなと思いました。続くかな?
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よっしー2023/01/2725タイトルが気になって手に取りました。「真夜中」という単語は物語のどこにかかっているの?という疑問が残りましたが、設定としては面白かったです。ただ、個人的にあまり桃子の性格が好きになれずでした。高校生だからという若さあっての部分もあるのでしょうが、自分の感情のまま突っ走るのは…と感じてしまいます。結果的には全て良い結果となっていますが、そうでなかった時を考えてもう少し冷静さを求めたいですね。それが良さなのかもですが…。
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