あやかし図書館で待ってます 新入り司書と不思議な仲間たち
発売日 :
2018/04/24
悩み多きあやかしに道を示すのは、心優しい司書――
司書の仕事を探す結衣は、豪邸の書庫の求人を見つける。だがその仕事は、あやかしのための図書館の仕事だった。適性があったため採用されるが、結衣は躊躇う。しかし昔出会ったあやかしの少年ナギのことを思い出し、結衣は思い切って働くことを決意する。
さまざまな理由で本を探しに来るあやかしたちのために、オーナーの宗司や番犬の風花とともに、新入り司書として奮闘する結衣。いつかナギと再会することを夢見ながら。
本を通じて繋がるあやかしと人との優しく切ない物語。
さまざまな理由で本を探しに来るあやかしたちのために、オーナーの宗司や番犬の風花とともに、新入り司書として奮闘する結衣。いつかナギと再会することを夢見ながら。
本を通じて繋がるあやかしと人との優しく切ない物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048938549
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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はつばあば2020/06/2552いつの間にかこの方の本5冊目を迎えておりました。どんだけあやかしが好きやねんと恥ずかしくなりますが、あの世に近づいてきた証拠かも。婆も妖も似たようなもんでしょ。人間の可愛い女の子が妖の図書司書の仕事をしながら、お弁当を持って来て一緒に食べよって言ってくれるんですよ、妖でなくても私も一緒にお相伴に預りたいですわ。
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よっち2018/06/2234司書の仕事を探していた結衣が見つけた求人は、豪邸の書庫を活用したあやかしのための図書館の仕事。躊躇しながらも昔出会ったあやかしの少年ナギのことを思い出し、思い切って働くことを決意する物語。様々な理由で本を探しに来るあやかしたちのために、オーナーの宗司やあやかしの風花に助けられながら司書として奮闘する結衣。主人公にあまり恋愛要素を絡めなかったり、登場するのも人間好きなあやかしが多かったりで、物語としてはわりと読みやすい方でしたが、気になる結末は少しばかり消化不良気味な感もあったので続編出ることを期待します。
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あゆみ2018/08/1633★★★★★ 豪邸にあるあやかしのための図書館、司書の資格を持った主人公、図書館を利用しにくるあやかしとの交流、人に化けたり犬耳生やしたり犬の姿にもなれる犬のあやかし風花…超好みの設定!この著者の本は題材や設定が好みでデビューから毎回購入しているが、残念ながらシリーズ化されない。今度こそ、続編希望!ナギもあやかし図書館の常連になるお話が読みたい!
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よっしー2022/08/0824あやかし×図書館の話となったら、読まない訳には行かないでしょう!! という変な使命感に駆られて手に取りました。あやかしが見えるからこその就職先、本好きにとっては天職じゃないでしょうか。そして、あやかしも本を読むのだと言う事にも驚かされました。自分達の出てくる本を読んだら、どんな反応をするのでしょうね。 色々と気になるところが残ったままなので…いつか続きがでないかなと期待します。
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綾@新潮部2020/11/0824あやかしだし図書館だし、読むしかない!と思って買った本。積んでたけどやっと読んだ。図書館とは書いてあるけど、豪邸での図書室の"図書係"になる結衣。あやかしが本を借りに来たり相談に来たりと、想像以上の面白さだった。プロローグでのナギとの思い出が素敵だけど辛い。登場人物もみんな個性豊かですんなりと頭に入ってきてくれた。風花は強くてかわいいなぁ。まだ伏線が回収されてない部分もあるようなので、続編を期待してしまう。あと、この本を読んだら、読みたい本が増えてしまったw ポーの"黒猫"久々に読みたくなった。
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