Just Because!

発売日 : 2017/11/25
あいつを好きな君の横顔が、たまらなく綺麗だったから――
高校三年の冬。残りわずかとなった高校生活。このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。突然、彼が帰ってくるまでは。中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。季節外れの転校生との再会は、「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、小さなスタートの合図を響かせた――。2017年10~12月に放映となるテレビアニメの原作小説。湘南を舞台にした青春群像劇を、アニメのシリーズ構成・脚本を手掛けた鴨志田一が執筆。

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みんなのレビュー

  • まりも
    2017/12/07
    再び地元へ戻る事で止まった時間が動き出す、高校生達のきらめきと揺らぎを描いた青春群像劇ここに開幕。はぁ、なんて焦ったくて切なくて甘酸っぱい物語なんだ。最初から最後までずっとドキドキしっ放しやったわ。好きという想いを胸にしまっておく気持ち、伝えたいけど伝えれない言葉。鴨志田先生が描いたのはそんな等身大の恋模様。だからこそ共感できるし、彼らの不器用で眩しい恋模様を応援したくなるんだろうな。なんだか羨ましい。アニメでは分からないキャラの心情も分かったし、補完的な意味でも良い1冊でした。
  • ピロ麻呂
    2018/01/14
    失って 初めて気づく この気持ち あなたのことが 好きだったんだ… 久しぶりに短歌が詠めちゃうぐらいおもしろかった!(^^)just because、そう、人を好きになるときって「なんとなく」なんだよね。ちょっとした仕草だったり、困った時に助けてくれたり、突然ジェラシーを感じたり。ありふれた片恋ラブストーリーだけど、それがまたいいヾ(≧∇≦)アニメ版を観てみたい!
  • さばかん
    2018/01/30
    ほぼアニメと同じ。     だが小説には、映像では表せきれない地の文というものがある。       その地の文によって、登場人物主に泉と夏目の心情描写が表出されている。      控え目に言って、良い、とても、良い。
  • よっち
    2017/11/26
    高校三年の冬、残りわずかとなった高校生活。このまま何となく卒業していくのだと誰もが思っていた中、突然中学の頃に親の転勤で引っ越した瑛太が戻ってきて、少しずつ関係が変わってゆくTVアニメ原作小説。瑛太がかつて淡い恋心を抱いていた美緒、美緒が想いを寄せていた親友・陽斗との再会。陽斗の葉月への想いや、写真部存続のために奔走する恵那の思いも絡めて展開されてゆくこの青春群像劇は、止まったままだった過去の想いにきちんと向き合う物語でもあって、ひたむきで不器用なもどかしい想いを応援したくなるとても素敵な青春小説でした。
  • もも
    2018/02/05
    ネタバレあり
    学生らしい気だるい空気がこの作品には流れていますが、それと同じくらい恋をした時のどきどきも描かれています。美緒が「あたし、完璧本気じゃん」と言うシーンや、小宮ちゃんの「だって、そういうえーた先輩を、私は好きになったんじゃん」という言葉などが好きです。アニメから省略されたシーンも多いですが、瑛太や美緒の2人に重きを置いて描かれていて、丁寧だな、と。良い青春小説でした。