妄想少女の観測する世壊
発売日 :
2016/07/21
「したい」という欲望は、時に現実を侵食する。
人々の歪んだ想いが具現化してしまう妄想具現化症――それが集合的無意識下で蓄積、発症することで《吸生種》という怪物が生まれ、ひそかに世間を賑わせていた。そんなある日、主人公・木須一騎は《吸生種》の事件に巻き込まれ、妄想具現化能力を持つ《夢飼》の少女・白神千和と出会う。彼女に命を救われた一騎は、それをきっかけに千和と行動を共にすることになり、《吸生種》と《夢飼》との争いに身を投じてゆく……。《夢飼》の五島笹羅、春風髑髏、東南との出会いや、幼馴染み・安城蛍との日常。そして千和の想い――美しい願望は、世界を歪ませる。「わたしは、誰かの役に立たなければならないんです」新感覚ホラーバトルラブストーリー、ここに開幕。
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040684543
MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
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水無月冬弥2016/07/299#ラノベ うーん、面白くないわけではないんだけど、キャラが多すぎたせいもあって、駆け足過ぎたかな?と思う。あと主人公の力の謎が最後まで解けなかったのがちょっと気になる。ヒロインたちがかわいいだけに残念ですねえ
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サキイカスルメ2016/07/297ヒロイン達のコスプレのような普段着姿にちゃんと理由づけされているのが凄いと(え)連続目玉取り事件に巻き込まれ、妄想具現化能力で戦うことになった一騎のお話。私は天使のような可愛さと優しさの千和ちゃんが好きですね。いや、安城も捨てがたいけれど。お話としては、吸生種による事件自体は面白かったのですが、ラスボスの正体があまりにも唐突で理由も弱かったかなぁ。イラスト素晴らしかったです。
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Tatsurou mizuno2016/07/306ネタバレありえらく厨二病っぽいタイトルですが、内容は割とさっぱりした感じでしたかね。ハッピーエンドになって良かったです。次巻も出ると良いですね。
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HANA2016/08/254設定は割と好きな感じだけれど全体的に詰め込みすぎというか。1つ1つの話がもう少し長くてもよかった気はする。次に続きそうな感じなので出るなら次に期待。
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真白優樹2016/07/263人々の歪んだ想いが怪物を生み出す世界で少年と妄想を具現化する少女が出会い始まる物語。―――妄想は世界の毒か、薬か。妄想から生み出された怪物に対抗するは妄想の力、だけど自らの周りにいる少女達すら怪物だった。今巻は物語の舞台の解説も多く少年が非日常へと踏み出す巻であり若干押しが弱い印象を受けるもこの先の展開次第でいくらでも挽回できるとは思う。今巻は助走段階であると思うので是非次巻からもっと弾みをつけて加速させ一気に良作の段階まで行ってほしい。今巻だけで判断するのではなくもっと見ていたい。 次巻も楽しみである。
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