座敷童子の代理人 2

発売日 : 2015/10/24
代理人、再び遠野へ! 妖怪たちが抱える祭りのお悩みとは――!?
代理人、再び遠野へ! うらぶれ妖怪小説家と訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚――。

しがない妖怪作家・緒方司貴のもとに、遠野から不思議な宅配便が届いた。その中身とは……可愛い子狸の妖怪!?
異変を感じた司貴は、相談役「座敷童子の代理人」として、子狸を連れて遠野の旅館「迷家荘」を再び訪れる。
今回の妖怪たちの悩みとは、六角神社で行われる「妖怪祭り」の大騒動。司貴は、相棒である童子や河童たちとカラス天狗たちを説得するが、さらに増える子狸と天女の問題。
そんなてんこ盛りの悩みと向き合う中で、司貴と童子の"座敷童子コンビ"は過去の記憶を少しずつ取り戻し……。
訳あり妖怪たちがおくる、笑って泣ける平成あやかし譚。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 切手がとっても高い郵便局で
    切手がとっても高い郵便局で
    天国にいる大切な人へ――。最期の手紙が紡ぐ、感動の短編集。
    村瀬 健 (著者)
    発売日: 2025/08/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 後宮の呪術女官
    後宮の呪術女官
    稀代の呪術師は、お人よし。後宮×呪術ミステリ!!
    鉈手 璃彩子 (著者)
    発売日: 2025/08/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 最後の陰陽師とその妻 2
    最後の陰陽師とその妻 2
    旦那様の元婚約者が登場!? 和風シンデレラファンタジー第2巻!
    峰守ひろかず (著者)
    発売日: 2025/08/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください
    さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください
    すべてを捨てられるくらい愛してた――。不器用な二人の死に戻り×ロマンス
    ハナミズキ (著者)
    発売日: 2025/08/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 神様の御用人 見習い
    神様の御用人 見習い
    神様にだって願いがある! 神様と人の温かい絆の物語、待望の新シリーズ!
    浅葉なつ (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • スズ
    2016/11/18
    東京のアパートを引き払い、遠野にある旅館「迷家荘」で番頭として働き始めた司貴は、六角石神社で行われる妖怪祭りの騒動や、子狸の霊との出会いや天女の探し物の手伝い等、様々な問題に巻き込まれながら、妖怪達が訪れる旅館での日々を再び始めるが……。妖怪達の問題を座敷童子や河童、妖狐達と解決しながらも、和紗と共に働く生活に満足感を感じている司貴が良かった。子狸の霊に嫌われながらも優しく接し続け、天女に憑依されて一時的に座敷童子達の声を聞く事が可能になって大喜びする和紗が可愛かった。天狗は鯖が嫌いだとは知らなかった。
  • hirune
    2018/10/31
    ①を大分前に読んだので、経緯など忘れてしまいました。しかし 旅館の番頭をしながら作家の仕事を続けられるものなのか?と思ったんですが、考えてみたら 妖怪小説作家なんだから、座敷童子チームで妖怪の問題を仲裁するのは 立派な取材だし、資料を集めるのも読むのも 蘊蓄妖怪の童子に聞くのが 早い 安い 正確 だもの、あとは書くだけ。なかなか書いてる場面はないけどね?
  • はつばあば
    2020/07/26
    座敷童とその代理人がやっとこの2巻目で理解できました(^^;。まさか座敷童と普通の子供が入れ替わっているなんて思いもしませんもの。座敷童はその土地から離れられないという先入観に囚われていた頭の固い私。それと妖モノはいつまでも女の子が書いたフワフワしたものじゃなく、作家としての苦悩も書かれている故、どんな不味い本でも最後まで読ませてもらわないと失礼にあたると重々承知。子狸・綾姫・瀬織津姫、そしていっぱい登場した妖たち。私達の目には視えないけれど、人が驕りだしたら神や自然は怒りに震える。人間は謙虚であれねば
  • はな
    2016/11/28
    図書館本。東京での生活から遠野へと移った主人公。番頭として活躍かなと思ったら妖怪たちが色々とまき込んでくれる。若女将もしっかり巻き込まれて1巻以上にドキドキしました。出てくる妖怪たちはどの妖怪も根っこは優しくてほっこり。若女将が羽衣越しに座敷童に出会えてよかった。
  • 佐島楓
    2016/01/07
    見事に前作の展開を忘れていた。濫読の弊害そのものだと反省。