嘘つき探偵・椎名誠十郎
発売日 :
2015/04/25
あなたのお悩み、元恋詐欺師の王子が『ウソ』で解決いたします。
親友の失踪事件に悩む女子大生・千脇奏。彼女が訪れたのは、腕は良いが美人に弱くていい加減という噂の『椎名探偵事務所』。そこで奏は大嘘つきの王子様&熱血メガネの探偵コンビと暮らすことになってしまい……!?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048651271
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2015/04/2624失踪した親友の捜索依頼のため椎名探偵事務所を訪れた奏が、元恋愛詐欺師の探偵誠十郎、堅物の元エリート刑事秋馬のコンビと事件解決に奔走する物語。物語してはカッコイイ大人二人に翻弄されながら、依頼料返済のために住込みで働きつつ事件解決に協力する奏という構図。全体の印象としては表紙そのままの雰囲気で、三人の軽妙なやり取りや少しずつ変わっていく関係を交えながら、一緒に「嘘憑き」を追う展開がテンポ良く読めてなかなか面白かったです。終わり方からするとシリーズ化も期待できそうで、続きが出るようなら是非読んでみたいですね。
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チャコ2015/10/2316二丸修一初読。年の離れた従姉妹に勧められて。うーん…なんというか、何もかも軽くてアッサリ終わってしまい、全体的に消化不良気味。文章も読み辛くて目が滑ってしまい疲れてしまいました。わたしには合わないようなので、続編が出ても読まないと思います。
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enn2015/08/1511《嘘》をキーワードに紡がれる物語。ミステリとしてはとても軽いのだけれど、嘘に関する様々な見解は面白かった。一概に《嘘=悪》とは言えないし、残酷な真実から大切なひとを守るためのやさしい嘘だってある。登場人物はなかなか個性的でよかったけれど、文章がラノべ感強くて若干読みづらかったのが残念。
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柏葉2015/07/108うーむ、女主人公というところが二丸修一の良さを殺している。電撃文庫からの作者買い。乙女向け小説として狙ったような美形男子2人+純朴な田舎少女という図式がまず合わず。フィクションの美少女はありなのに、イケメンとなると途端に反感が先立つ。嘘つき探偵という題材の割には緊迫感がなく、掛け合いも生き生きさを感じさせない。もっとデビューシリーズのようにスリルショックサスペンスでハラハラさせてくれていいのに。作者はライトノベル畑で生きるべき人だと思います。
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マカ2017/02/077面白くないわけではなかったけど、なんというか・・・中途半端だったかな~。色々気になるところもあり消化不良でもある。事件は解決しちゃったようだし、これで完結なのか?けど続くような終わり方でもあるし・・・まぁ、多分続編が出ても読まないかな。
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