時槻風乃と黒い童話の夜 第3集

発売日 : 2014/12/25
現代社会に蘇る恐怖の童話ファンタジー第3幕。
衣谷繭が4年ぶりに戻ってきた街には幽霊が出るという噂がある。繭が引っ越す直前、その噂の空き地でグループの一人、小姫が死体で見つかった。

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みんなのレビュー

  • 坂城 弥生
    2022/07/08
    今回は『いばら姫』。家族内でも浮いている風乃の状況が垣間見れた。
  • 白火
    2015/01/09
    待ってました3巻、今回は長編。本編でも使われた童話だけど…やっぱりネクロポリスが焦点か。明確な形での怪奇現象ではなく、少しずつ侵蝕されて静かに狂っていく感じがするのは、やっぱり断章よりもMissingっぽい、どっちも大好き。あと、こういう〈泡禍〉だと、騎士団も手を出そうにも出せないんだろうなあ、なんて。 甲田先生の文章や世界観は、読んでいるとすっと馴染む感覚があって私は何時も心地良く思える。今回の話は特にその感覚が強くて、哀しいと思うと同時にすとんと落ちて収まった気がした。
  • た〜
    2016/10/08
    ネタバレあり
    主人公(とともに読者)が針の筵の上で「恐ろしいことが起こるぞ、起こるぞ」と長々と真綿で首を絞められ続けたうえで、本当にむごたらしい事件に巻き込まれ、と思いきや・・・最後の最後はある意味スプラッタな展開に巻き込まれる以上に残酷な放置プレーに。 風乃さんの生活の一端がかいま見えるが、そんなものとは無縁なイメージが有るだけにちょっと不思議な感じもある
  • Yobata
    2014/12/25
    繭は四年ぶりに故郷へ戻って来る。そこは彼女が親友である姫子を殺した土地でもあった。戻ってきてからも変わらず友人になれた巫美子達は四年間、ずっと嘘をつき続けてきた。そこに「療養」として風乃が舞い降りる…。今回はいばら姫の長編。殺してしまった少女の一番嫌いな仲間割れを避ける為についてしまったほんのささやかな筈だった嘘が、四年間をかけて歪みつき通さなければならなくなってしまった少女達自身の報われ方があれとは…。相変わらずえげつない残酷な結末だったな。眠っただけという嘘を言い出しそれを貫き通すのも若干狂ってる→
  • そのぼん
    2015/02/21
    四年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた少女ー。彼女が友人たちと再開したことから少女たちの心の奥底に仕舞い込んでいた『秘密』が徐々に微妙な均衡を失わせていき・・・。『いばら姫』がモチーフになっていましたが、今回も童話の世界と上手くリンクしていて、ゾワゾワしました。