かなえの八幡さま
発売日 :
2014/07/25
夏休みは、烏の羽音とともに始まった――。少女が経験する、ひと夏の出会いの物語。
父親の再婚を許せず、家出した少女・百合。彼女は道すがら、烏のような黒尽くめの青年に出会った…。これは神社「清澄八幡」を舞台に贈る、少しだけ怖くて、少しだけ不思議な、美しい少女と不器用な青年の物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048668125
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
はつばあば2020/04/1944若い娘にとって父親の再婚なんて・・イヤなもんなんでしょうね。母を忘れたのか!と嘆き悲しむのはわからんでもないが、恋を知った時はどんな反応を示すのだろう。それにしてもこの弥次さんて何もの?。烏の妖?それともお内裏様?続きがないのが父親の再婚問題より問題だ!(#^^#)。妖が登場して若い子の恋と大人の恋。読み応えありましたよ(^^;。弥次さんの素性さえわかればもっとお勧めするのですが( ;∀;)。
-
ううち2015/06/1515表紙からして若い子向けなのは分かっていたけれど、ファンタジーに挟み込まれる恋愛要素が可愛らしかったです。墨の匂いは私もキュンときます。弥次さんの必殺技?がかっこよかった。弥次さんの謎を残したラストだったので続きが気になります。
-
よっしー2015/09/2513タイトルと表紙絵から神社が舞台のお話だろうな~との事で読みました‼ お話の一つ一つが心暖まる内容だったのですが、最後まで弥次の正体が明らかにされなかったので…そこが消化不良な所です。百合の父親の件も具体的な先がわからないままでしたし…。それを除くと、良いお話でした‼
-
U2015/12/2711弥次さんの世間知らずっぷりとおじさんのやんちゃっぷりが可愛い(笑)。でも結局弥次さんの正体が明らかになっていないので(うっすら予想しつつ)続編欲しいです。再婚に対してこれほど拒否反応を示すのは最近のお話では意外と珍しい気がする。恋って汚い、って言うシーンが印象的。
-
ギンレイ2014/10/1511【願いが叶う神社】 女性視点の和風ファンタジー。 普通かな。 地文にセリフを圧縮していることが多い特徴的な文章。 物の怪もありつつ少女の恋を描いている感じですね。 生活感もかなり多めに描写しているのでゆったりした読み心地が味わえるのでは 評価は ★★★★★★★☆☆☆ 7個星です!!
powered by
レビューをもっと見る