C.S.T. 情報通信保安庁警備部
発売日 :
2014/02/25
サイバー犯罪と戦う捜査官たちの熱い活躍と不器用な恋愛模様が交錯する!
サイバー空間における治安確保を目的として設立された「情報通信保安庁」。その精鋭たちが、コンピュータ・ウィルスを使った無差別殺人を繰り返す、謎の犯人を追う――。スリリングな事件と、不器用な愛を描く物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048663298
シリーズ作品
一覧で見る
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
流言2014/04/0658SFの魔法。近未来な世界観でのサイバー犯罪。あげつらうほどに面白くないわけではないのだが、どうにも作者の描きたかった世界を描き切れていない印象を受けた。あとがきにもある通り、描きたかったのは”言語で世界を再構成”という部分だとは思うし終盤のその箇所は間違いなく面白いのだがそこに至るまでの過程の描き方にエネルギーが充分でなく、今ひとつ物足りない。結果、ヒロインである伊江村さんのキャラクターひとつに頼ってしまい、期せずして彼女を取り巻く恋愛モノとしての色が濃くなってしまっているのではないかという内容だった。
-
いーたん2014/05/0847犯人が意外だった。そして、結末としては完全決着とは言い難かったので、続編はあるのかも。個人的には続編があった方がいいと思う。世界観やキャラ、ステージは整っているのであとは、物語を展開するだけのはず。それが難しいのだろうけど。蒼司と織衣の恋愛を軸にサイバー犯罪や今作の犯人との展開でなんとかなるはず。
-
よっち2014/03/1547近未来的な世界で、続発する電脳ウイルスを使った事件に挑むサイバー警察ものといったお話。ただそういった設定はあったものの、実際には人間関係に不器用なエリート隊長伊江村と、彼女に学生時代から惹かれながら、アタックもできず、諦めることもできず、他の女に走って同期に「ブス製造機」とか言われる御崎の初々しい関係性がメインに据えられていた感。ライバルの篠木に最後おいしいところを持って行かれたのは残念でしたが、勇気を出した告白で始まってすらいなかった二人の関係が今後どう変わっていくのか、続きを読んでみたいと思いました。
-
Susumu Miki(Dik-dik)2014/09/2734サイバー要素:恋愛要素 = 4 : 6 くらい? いかにもSFっぽいタイトルですが結構恋愛要素多めでした。ちゃんと調べたわけじゃないですが、読んだイメージではこの作家さんは女性の方ですかね。2巻目が出るらしいので読んでみようと思います。
-
tomo2014/03/0821ネタバレあり制服ものに弱くなった私がいます。⚪️⚪️隊だの自衛隊だの、そこに恋愛関係加われば、なんの文句もなくなりました(笑)設定は面白いのにパンチがイマイチ。御崎くんは可愛かったから好きだけど(笑)好きなコには手を出せず他の女の子に手を出してる始末(笑)中学生か⁈のツッコミが似合いすぎるくらいな人でした。伊江村さん、どうも馴染みにくいキャラな女のコ。たぶんツンデレなんだろうな。御崎くんがリードすれば結婚してもらえるかもよと。この子たちの恋愛の続きが見たくて続編買ってしまうかも(笑)
powered by
レビューをもっと見る