吹き溜まりのノイジ-ボ-イズ

発売日 : 2013/11/22
田舎町の高校を舞台に、ヤンキー少年達が奏でる一つの奇蹟の物語
元吹奏楽部の亜希は、担任の平野から旧講堂に吹き溜まるヤンキー達に音楽を教えてほしいと頼まれる。怖じ気づく亜希だったが、下手ながらも音楽を楽しむ彼らに次第に引き込まれていく。心に奏でる青春ストーリー。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 歌詠み姫と晴明の鬼弟子 心をほどく和歌、呪いを断つ剣
    NEW
    歌詠み姫と晴明の鬼弟子 心をほどく和歌、呪いを断つ剣
    和歌で人を救う姫君の護衛役は、安倍晴明の弟子ではぐれ者の鬼!?
    仲町六絵 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • 華族の吸血鬼は穢れの巫女を娶った
    NEW
    華族の吸血鬼は穢れの巫女を娶った
    呪いの花嫁と美しき吸血鬼――あやかし溺愛シンデレラロマンス
    つるみ 犬丸 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • 心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 3
    NEW
    心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 3
    凸凹コンビが心の闇より生まれし怪異を祓う東洋宮廷ファンタジー、完結!
    羽洞 はる彦 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • そして、あなたは私を捨てる 死に戻り令嬢は竜の王子の執着を知らない 2
    NEW
    そして、あなたは私を捨てる 死に戻り令嬢は竜の王子の執着を知らない 2
    すれ違う二人の甘く切ない溺愛ロマンス 誠の愛が真実を導く、第2巻。
    柏 みなみ (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • かくして魔法使いノイ・ガレネーは100年後、花嫁となった 2
    かくして魔法使いノイ・ガレネーは100年後、花嫁となった 2
    愛している風に見せかけているだけ。なのにどうして――。
    六つ花えいこ (著者)
    発売日: 2025/09/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ソラ
    2014/03/16
    ブラスバンドをやりたくなった不良高校生と吹奏楽部をやりたかった女子高生が交わる青春作品。登場人物を丁寧に描いてたと思うけど、逆にいろいろ出過ぎてたかなと印象。もうちょっと絞ってても良かったのかなと、だけれども青春ストーリーとしては良かったし、次の作品も出たら買うと思う。
  • そのぼん
    2016/03/03
    先生からの依頼でひとりの少女が中心となってブラスバンドを組んで練習することになって・・・。青春ど真ん中の作品で、一気に読めました。紆余曲折ありつつも、前向きになれる雰囲気だったのがよかったと思いました。
  • Yobata
    2015/09/26
    吹奏楽部を作ろうとして失敗した経験を持つ一条亜希は担任の平野からある生徒たちの吹奏楽の指導を頼まれる。彼らは吹き溜まりという旧校舎にたむろする不良達で、最初は敬遠するも彼らの情熱を知り、共に文化祭という目標に向かって頑張ることに…。王道展開で送る青春部活動もの。下手の横好きながらも熱意はある不良達と音楽の事になると一直線になってしまう音楽バカの亜希が上手くかみ合わさってる。不良だヤンキーだと言いながらもノイジーボーイズ達は基本的に優しいよね。まぁ「うぇ〜い」と軽さもあるけど、一生懸命なのが良いねw→
  • すみの
    2016/05/05
    ネタバレあり
    音楽をやりたい不良生徒達、吹奏楽をやりたいアキのために元ヤン平野先生が創部した吹奏楽部。活動場所は旧講堂通称・吹き溜まり。吹奏楽を愛するアキが彼らを手取り足取り部長として指導引っ張っていく。映画『スウィング・ガールズ』みたいに能ある鷹だった吹奏楽初心者の彼ら。入部前の言動行動でレッテルを貼られた彼らの起死回生劇。部として認められるまでに山あり谷ありで結末にはああ良かったと素直に彼らに拍手。一曲を演奏するために自分の役割をこなし、みんなと心を一つにする大切さがよく伝わる。ブラボー、ノイジーボーイズ♪
  • 霜月無二
    2013/12/17
    すごくすごく良かった!「青春もの」なんて陳腐な一言には収まりきらない感情が迸る一作。青春、というか、高校生の頃くらいの「何かを一生懸命やっている時期」の楽しさや悲しさや悔しさや嬉しさや、言葉にならない鮮烈な感情たちや、彼らの感じた夏の蒸し暑さ、風の吹き過ぎる感覚、見たもの、嗅いだもの、食べたもの、全部がビンビンに伝わってきた。小説でここまでできるのか、と思った。『サマー・ランサー』の時は「表紙の印象通りのお話」という感想だったけれど、今作は「表紙が中身に負けまくってる」と思った。