美堂橋さんの優雅な日々。 恋、ときどき、ミステリ-
発売日 :
2013/05/25
椿ハナ書き下ろしミステリー、MW文庫&魔法のiらんど単行本で同日発売!
元刑事、今は骨董屋店主の変わり者・美堂橋。女子高生・百合が居候としてやってきたことで怪しい事件に巻き込まれ…。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 605円(本体550円+税)
- ISBN: 9784048916288
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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りゅう☆2014/10/1188美しいモノをこよなく愛する骨董店主美堂橋さんの元に女子高生百合が同居することに。しかも彼女はトラブルメーカー。「ビブリア」や「タレーラン」のように謎解き物語と思って手にしたものの、なかなか本題に入らず悶々と読んでいたが、誘拐、殺人など結構重い事件が…。犯人は割と簡単に推測できたけどね。百合との同居によって美堂橋さんの心境の変化が何だかいい感じだし、これから百合との関係や彼女の特殊能力が今後どう影響してくるか、美堂橋さんの過去、そして問屋の意図することがまだ見えてこないので続編も気になるところだ。
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りゅう☆2018/11/2680魔法のiらんど版の百合視点で読んだので、美堂橋さん視点のこちらを再読。キレイなモノを愛してやまない美堂橋さんが百合と同居するにあたって日常が乱れていく。八方美人だが普通の女子高生なのに、天然なところがあって目が離せない思いが日に日に大きくなっていくのが分かる。百合の学校の生徒が失踪した事件も、百合のことが心配だからこそ犯人に辿り着く。問屋がこれからも美堂橋さんと百合へ何か仕掛けるのは間違いない。それが一体何か、百合に思いを寄せる英二も気になるし、美堂橋さんと百合の距離もどれくらい縮むのか気になるので次へ!
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ううち2015/03/2836謎解きは軽めですが、出てくるキャラが個性的で会話もテンポ良くて読みやすかったです。絵画は全くわからないけど美堂橋さんの解説でちょっと興味が湧いてきました。問屋さんが怖いけど続きも気になります。
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しずく2014/08/0526美堂橋さん、出だしからすげぇナルシストやな~って思っていたけれど、これは好みど真ん中で射抜かれた感じなんだろうなぁ。キャラクター皆変人なところがツボでした。美術についての知識もミステリと上手く絡んでとても面白かったです。「本当につまらないな。でももし、続けるのだとしたら僕につまらないなんて言わせない絵を描ける女の子になって、会いにおいで」何か目標があってそれが続ける理由になるのは、なんとなくわかる気がします。それと、美しさにこだわる美堂橋さんだけれど私から見れば彼と百合の再会はとても綺麗だと思いました。
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あい2014/03/0926短編かと思いきや.一つの作品だったんですね。読みやすかったです。美術に関する知識がないのでサラサラと流してしまった部分もあるけど...また時間があるときに.出てきた作品を調べてみたいなって思いました。
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