好きと嫌いのあいだにシャンプ-を置く
発売日 :
2013/01/25
恋は、いつだって、私たちの心をつんとさらっていく。
妻子ある男を好きになった長女、わがままな恋人に振り回される次女、ひたすら恋に臆病な三女。神戸の街で一緒に暮らす三姉妹の恋を、三篇の短編で綴る、切なくて優しいラブストーリー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 737円(本体670円+税)
- ISBN: 9784048914109
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
papako2021/05/0981気になってた作品。神戸に住む三姉妹の恋愛。同時進行で進む三姉妹の物語を、それぞれの視点で三話。だんだん、そうか、あそこはこうだったんだと、ちょっとずつ答え合わせする感じで楽しくなる。それぞれが恋のナイスアシストするんだけど、特に結衣が。それなのに結衣だけはまだ恋が始まるかも?ってところでちょっと残念。ぜひ悩んで前に進んでもらいたいです。姉妹のいない私にはわからないけど、友達とは違う三姉妹、楽しませてもらいました。私は、しっかり漬かったフレンチトーストが好き。
-
『よ♪』2020/04/2273わりと面白いな──。最初はそんな軽い印象。神戸のマンションをシェアする三姉妹の恋物語。恋がひとつずつ。"好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く" "恋にクーリングオフがあればいいのに" "嘘つきをシチューにまぜれば” シュールだけど可愛らしい題名につい笑みが漏れる。実は三つとも同じ時系列。最初のお話の後、その次を読むと「ふむふむ。なるほど」と背景が見えてくる。凝ったつくりに「へぇ~」と感心。でもそれだけじゃないんだ。陰で心配したりフォローしたり。優しい気持ちになれてほっこり(﹡´◡‘﹡ )…読んでよかった。
-
たるき( ´ ▽ ` )ノ2020/05/0770おお・・・とても面白かった!3姉妹それぞれの目線で語られる恋物語。姉妹っていいよね。他の何にも変えられない特別な関係。親に言えないことも言えて、お互いを大切に思い合って。自分自身も3姉妹なので、ほっこり幸せを実感しながら読むことができた(*´꒳`*)
-
えんちゃん2021/06/2864神戸の街を舞台にした、三姉妹の、ままならない恋の物語。三人分の章が重なり、姉妹の恋物語が立体化していくお洒落な構成。一章ラストが泣けた。さすが瀬那さん、街も料理も洋服も、全ての雰囲気が丸ごとすてき。昨日神戸に行ってきたばかり。なんて絶好のタイミング。駅名や街並みを思い浮かべながら楽しく読了。
-
マコポン2015/08/01633姉妹の恋愛を3姉妹の視点から書いた作品。シュンくんが両思いになってよかった。3女にも頑張ってもらいたい。
powered by
レビューをもっと見る