心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 3
発売日 :
2025/10/24
凸凹コンビが心の闇より生まれし怪異を祓う東洋宮廷ファンタジー、完結!
秦國博宝局。心の闇を具現化し、怪異を起こす “鳳心具” の調査・回収を担うこの局で、水瀬鷲は一人戦っていた。
皇帝に捕らわれた局長の万千田苑閂を救うべく奮闘していた鷲はある時、前皇帝の日記を発見する。そこに書かれていたのは国の存亡に関わる災厄と、博宝局と鳳心具に隠された恐るべき計画だった!
一方、苑閂も皇帝の思惑に気付き動き出す。民の犠牲を厭わぬ皇帝に立ち向かう二人の行動は、やがて国の命運を懸けた一大事へと発展していき――。秦國が歩む未来は!?
◆◆◆登場人物◆◆◆
【万千田 苑閂 (まちだ えんさん)】
無愛想だが非常に端正な顔立ちで、若くして博宝局の局長を務める。愛称は苑。
先住の民・鳳晶の血を引き、優れた身体能力と五感を持つ。
【水瀬 鷲 (みなせ しゅう)】
博宝局に配属された文官の青年。
心優しいがそれ以外に取柄が無く、自分に自信を持てずにいる。。
皇帝に捕らわれた局長の万千田苑閂を救うべく奮闘していた鷲はある時、前皇帝の日記を発見する。そこに書かれていたのは国の存亡に関わる災厄と、博宝局と鳳心具に隠された恐るべき計画だった!
一方、苑閂も皇帝の思惑に気付き動き出す。民の犠牲を厭わぬ皇帝に立ち向かう二人の行動は、やがて国の命運を懸けた一大事へと発展していき――。秦國が歩む未来は!?
◆◆◆登場人物◆◆◆
【万千田 苑閂 (まちだ えんさん)】
無愛想だが非常に端正な顔立ちで、若くして博宝局の局長を務める。愛称は苑。
先住の民・鳳晶の血を引き、優れた身体能力と五感を持つ。
【水瀬 鷲 (みなせ しゅう)】
博宝局に配属された文官の青年。
心優しいがそれ以外に取柄が無く、自分に自信を持てずにいる。。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 1067円(本体970円+税)
- ISBN: 9784049165692
シリーズ作品
一覧で見る
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
honoka2025/11/0818ネタバレありなかなかに充実のクライマックス。拗れた腹違いの兄弟(崱悠と洸盟)愛。苑と鷲「俺も、だ。水瀬の隣で、ずっと仕事が出来るように、俺も、力を尽くす」。玖矛と暁「ならば私は、そなたが良い。私の影になってくれ、暁」。熱い熱い絆、いただきました。
-
紅羽2025/10/279シリーズ3巻目。完結巻。前巻のあの展開からどうなってしまうのかずっと気になってました。少し駆け足気味でしたが、綺麗にまとまっていて前向きに終わったので良かったです。完結巻まで読むとすぐにまた最初から読んでみたくなってきました。
-
ころころ2025/11/308ネタバレあり完結巻。苑閂の捕縛以降、鷲の仕事は『帝の鱗』に管理され、彼らの指示で"鳳心具"の回収に奔走しつつ苑閂を救う手掛かりを見つけようとしていた。そんなある日、第一皇子・玖矛が秘密の通路を使い鷲の部屋を訪れる。ここに先帝の日記があるらしく…。めちゃくちゃ良かった。鷲が孤軍奮闘ですごく頑張ったけど彼は一人じゃなかった、苑閂はただ側にいなかっただけ。玖矛様も強くなった。日記は答え合わせの部分もあったけど、出生に関してはショックだったと思う。
-
冬野2025/11/237シリーズ第三弾にして完結巻。良すぎました。終盤になってもシビアな事実が次々と明かされ続け、2/3くらいまで「これ本当に収拾つくの?」と危ぶんだけれど、秦國の行き着く先を見届けることができ感無量。一巻の時点でここまで展開を考えておられたんだろうな、というのが伝わってきて言葉を失う。台詞のひとつひとつに各々が歩んできた人生が滲み出ていて非常に説得力があった。この格調高い文体で最高に濃いブロマンスを二組も浴びれる幸せは他にないかも。最後まで書いて下さり本当にありがとうございました。次回作も楽しみです。星:5/5
-
万論2025/10/3043巻になってテイストが変わった気がする。まあ面白かったからいいけど。もう少し初志貫徹で妖獣中心でも良かったのでは?
powered by
レビューをもっと見る