食欲の秋のおいしい小説特集【2】 「皇帝の薬膳妃」 シリーズなど、 ひと味ちがう特別な料理小説
おいしそうな調理や食卓の描写が食欲をそそる“おいしい小説”たち!
食欲の秋にぴったりな作品をチェックしてみませんか?
アジア風世界の薬膳料理、幽霊も訪れる人情定食屋さん、悲しみに寄り添う食事……。
本特集の作品を読めば、秀逸な食事風景とそれにより変化していく登場人物たちのエピソードで、胸がほっと心地よい温かさでいっぱいになるはず。
……けれど、おなかは空いてしまうかも!?
- 1冊目▶「皇帝の薬膳妃」シリーズは、体にも良い美食が鍵! ひと味ちがう後宮物語
- 2冊目▶友禅と料理とちょっと不思議な物語「京都友禅あだしの染め処」シリーズ
- 3冊目▶その人だけの特別料理で心も軽くなる「作ってあげたい小江戸ごはん」シリーズ
- 4冊目▶ドラマ化もされたロングセラーの青春お料理物語! 「最後の晩ごはん」シリーズ
- 5冊目▶「帝都契約嫁のまかない祓い」シリーズのヒロインは不思議な力と料理で人生を切り開く
- 6冊目▶切なく温かい思い出の味を蘇らせてくれる「くろねこカフェのおやつ」シリーズ
- 7冊目▶料理を通じて人間の人生と再生を見守る物語「モンスターと食卓を」シリーズ
- 追加の1冊▶2025年10月アニメ2期放映開始!「かくりよの宿飯」シリーズの見所は? アニメ情報もチェック!
1冊目はこちら!
「皇帝の薬膳妃」シリーズは、体にも良い美食が鍵! ひと味ちがう後宮物語
妃と医官の二重生活が王宮に波乱を呼ぶ! 心ときめくファンタジー絵巻
伍尭國(ごぎょうこく)の北の都、玄武に暮らす少女・董胡(とうこ)は、幼い頃に会った謎の麗人「レイシ」の専属薬膳師になる夢を抱き、男子と偽って医術を学んでいた。
しかし突然呼ばれた領主邸で、自身が行方知れずだった領主の娘であると告げられ、姫として皇帝への輿入れを命じられる。
なすすべなく王宮へ入った董胡は、皇帝に嫌われようと振る舞うが、医官に変装してこしらえた薬膳饅頭が皇帝のお気に入りとなり――。
妃と医官!? 一人二役ファンタジー!
おすすめポイント
「伍尭國」で平民として暮らしていた少女・董胡が、実は領主の誘拐された子どもだった。そして彼女が皇帝の妃として差し出される……?
それだけでも驚くべき始まりですが、董胡はただの少女ではありません。男と偽ってまで薬膳師になることを夢見て学び、優秀な成績を納めてしまうほどの人物。さらに、この世界の一般的な医師は料理が苦手なのに対して、董胡は食べやすくておいしい、しかもその相手にとって効能のある薬膳を料理できる腕を持っているのです。
それは実は彼女のもつ特別な力もあってのことなのですが――。
董胡の能力や薬膳・医療の知識は、後宮入りさせられてからも、思いがけない形で発揮され、彼女の運命を左右していきます。
ほかにも、幼い頃に出逢った思い出の相手はだれだったのか、そして輿入れした皇帝との関係性など、気になるポイントが盛りだくさんの作品です。
登場人物紹介
薬膳師を夢見る少女。 性別を偽って医学を学んでいたが、ひょんなことから后・鼓濤として皇帝に輿入れすることに!?
伍尭國の皇帝。 うつけ者と称され、そう長くない治世だと噂されているが……?
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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友禅と料理とちょっと不思議な物語『京都友禅あだしの染め処』シリーズの見所は?
「京都伏見のあやかし甘味帖」著者による美味しい京都ファンタジー最新作!
新米料理人の三輪真澄は勤め先の突然の休業により職を失った。
そんな中、ネットで一目ぼれした友禅の財布を求め、思い付きで京都へ向かう。
嵯峨野で出会ったのは、工房を一人でいとなむ友禅作家、蓮爾。
ひょんなことから彼の工房に泊まることになった真澄だが、入るなと言われた作業部屋から深夜に物音がして……!?
妖怪を友禅に封じる天才作家と人生どん底の料理人による、美味しくてちょっと不思議な京都ファンタジー!
おすすめポイント
突然の失職。心配する母からは過剰なくらい頻繁な電話。家賃も払うあてがない。どん底というに相応しい状況でも、主人公の真澄は特別な出会いをします。
それが二つ折りで白地に鮮やかな幾何学模様をした友禅染めの財布!
その素敵な品は落ち込んでいた真澄の心をとらえ、物欲の少ない彼女が、入手のために東京から京都まで向かってしまうほど。
そして、それは運命だったのでしょう。――そんなことを思わせるほど、この時をキッカケに彼女の人生は変わっていきます。
財布を作った友禅作家・蓮爾の好意のもと、彼の工房で夕食をつくることにした真澄は、庭先の蕪でコンソメスープとにんにくが香る蕪のステーキを手早く作ってみせる腕前を発揮! 蓮爾との食事を通じて、料理人を目指した気持ちも蘇る、そんな素敵なエピソードは心まで温まります。
お料理や友禅作品の描写とともに、感情表現が少ない蓮爾と真澄、そしてある“カワウソ”のかけあいにも癒やされること間違いなし!
登場人物紹介
新米料理人。専門はイタリア料理。突然職を失ってしまった。そんなとき、一目ぼれした友禅の財布をきっかけに向かった京都で、友禅作家の蓮爾と出会う。
魅力的な友禅の財布をはじめとする作品を生み出す、天才友禅作家。京都の嵯峨野にて一人で工房をいとなんでいる。実は彼にはある特別な力があって……?
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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お客さんに合わせた特別料理で心も軽くなる「作ってあげたい小江戸ごはん」シリーズ
あなただけの〈元気になる定食〉、作ります。
川越の外れにある昔ながらの定食屋「たぬき食堂」。ちょっと頼りない青年店主の大地と、古風な喋り方の看板娘・たまきが切り盛りするこの店は、お客さん一人ひとりに合わせた特別料理“小江戸ごはん”を出すという。〈食べれば悩みが解決する〉、そんな評判を聞きつけて、地元のイケメン僧侶兄弟やバツイチパパなど、家族のモヤモヤを抱える人が今日も食堂にやって来て……。ふふっと笑えて心も体も軽くなる、ほっこり定食屋さん物語。
おすすめポイント
定食屋さんでのごはんって、わくわくしますよね。ホカホカのお米にお味噌汁、サクサクの衣をまとったエビフライとか。
けれど、このシリーズの舞台となる「たぬき食堂」はおいしいだけではありません。〈食べれば悩みが解決する〉という評判まである、小江戸・川越のお店。
おなかも満たされて、そんな素敵な効果まであるなんて、わざわざ足を運びたくなること間違いなし!
読者として「たぬき食堂」の世界を訪れると、このお店で働く少し不思議なところがある看板娘・たまきと、倒れた父親の跡を継いで店を切り盛りする大地におもてなしされて、確かに現実世界での悩みごとも一時忘れてほっとできます。
読書を通じて、すぐさま解決する問題ばかりではなくても、こうした作品に出会って肩の力を抜けると、しだいに現実の〈悩み〉もほぐれてきそうです。
登場人物紹介
ちょっと頼りない青年店主。倒れた父親の役割を引き継ぐ形で、食べれば悩みが解決するという小江戸ごはんを出す定食屋を営む。
古風な喋り方をする、たぬき食堂の看板娘。20歳くらいの小柄な体格で、長い黒髪の美人だが、丸顔と黒目に愛嬌のある顔つき。実は秘密があって……。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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ドラマ化もされたロングセラーの青春お料理物語! 「最後の晩ごはん」シリーズ
人気作家・椹野道流書き下ろしの青春小説。読むとお腹が空くけれど、心は満腹間違いなし!
ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれた、若手俳優の五十嵐海里。全てを失い、郷里の芦屋に戻った彼は、定食屋の夏神留二に救われる。彼の店で働くことになった海里だが、とんでもない客が現れ……。人の優しさとゴハンのおいしさに救われる、切なくてファンタジックな青春小説!!
おすすめポイント
情報番組で料理コーナーまで持つ人気者の俳優・海里が、事実無根のスキャンダルで追われてしまう冒頭は胸が痛みます。しかし、そんな彼がたどり着く先は、特別で人情味のある定食屋さん・夏神留二のもと。
悔しくて辛くて、家族にさえ見放されて、生きていたくないほど打ちのめされていても、おなかは空く。そんなときに見知らぬ相手が居場所をそっと差し出してくれるなんて、普段の何倍以上にもありがたく感じるのではないでしょうか。「ばんめし屋」を手伝った初日、コップ一杯の水もおいしく飲んでいる描写に引き込まれます。
そうしてたどりついた「ばんめし屋」ですが、来店するのは人間のお客さんだけではなくて……。なんと、いつの間にか幽霊が! その幽霊にも動じない夏神の豪胆さには思わずびっくりしてしまいます。もしかすると、そんな彼の営む店だからこそ、気兼ねなく様々な存在が訪ねてきて、心置きなく過ごしたいと訪れるのかもしれません。
現世に心残りを抱えた幽霊のために肩入れする海里と、夏神のカラッとしたかけあいも気持ちが良くて、するすると読めます。
「またこの“ばんめし屋”の物語を訪れたい」と、何度もシリーズの続刊を手にしたくなる作品です。
登場人物紹介
ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれた若手イケメン俳優。元気で明るい性格。郷里で夏神留二に出会い、彼の店の看板店員として働くことに。
神戸の芦屋で、夜だけ営業する定食屋「ばんめし屋」を営む店長。ワイルドな風貌で、料理の腕は一流。居場所のない海里に救いの手を伸べた。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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「帝都契約嫁のまかない祓い」シリーズのヒロインは不思議な力と料理で人生を切り開く
不思議な力をもつご飯の作り手の少女とクールな当主の契約結婚あやかし譚!
帝都で母親と定食屋を営んでいた多恵は、母を亡くした後、謎の火事に見舞われる。
火元の店だと人々から責められ、絶体絶命のそのとき、多恵はりりしい軍服姿の青年に救われる。
彼は鷹乃宮侯爵家の当主・聖(ひじり)だった。
近隣の店への補償を肩代わりする条件で、彼の屋敷に連れていかれた多恵は、聖の「契約嫁」になることを提案され……。
呪われし一族の若き侯爵と、不思議な力を持つ料理の作り手の少女の、契約結婚あやかし譚!
おすすめポイント
運命的な出会いで、侯爵家の契約嫁となった多恵。高級食材の並ぶ侯爵家の厨房で、彼女が使用人達の信頼を得るために試されるシーンが、印象的です。
高級な肉も、魚も、なんでも使える食材があるその場で、多恵が選んだのはシンプルな食材――卵と出汁。そして、手際よく調理して、優しい出汁のあじわいがする「たまごふわふわ」を作り上げます。実在する料理で、素朴ながらほんのり優しい香りとふわっとした味わいが、なんとも多恵のキャラクターにマッチしているのも魅力的です。
ほかにも彼女が提供してくれる料理は焼きたてのアンパンや味わい深いお弁当など、世界観にとけこみつつ、現代のわれわれにとっても懐かしさを感じさせてくれます。
さらに、その多恵の料理には、聖が抱える侯爵家の呪いにもつながる鍵が……? 絡み合った要素と、彼らの行く末から目が離せません。
登場人物紹介
母に仕込まれた料理の腕は一人前の素朴な少女。実はその料理には不思議な力が……。
歴史ある陰陽師の名家・鷹乃宮家の力を継ぐ、若き当主。冷たい美貌の侯爵。陸軍近衛第四特殊師団に所属している。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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切なく温かい思い出の味を蘇らせてくれる「くろねこカフェのおやつ」シリーズ
あなたなら、最後のおやつに何を用意しますか?
海を望む古民家風の「くろねこカフェ」には、寡黙な男性店主の谷中景がふるまう「くろねこのおやつ」がある。
それは景の妹・風花が社長を務める葬儀会社のサービスの一種で、葬式の後日、故人の「思い出のおやつ」を招待客にふるまうというもの。
人気はあるが、風花は葬儀会社社長としての自分に悩んでいた。そんなある日、担当した故人から、おやつの招待状が届き……。
切なく優しいメッセージに感涙必至の物語。
おすすめポイント
もう、あらすじを読んだ時点で、どこか胸に迫る気持ちがあると言ったら、涙もろすぎるでしょうか。
本作の主人公・風花も涙もろい人物。彼女は葬儀会社の人間であるのに、亡くなってしまった孤独な依頼主のためについ涙を流してしまう女性なのですから。
彼女の葬儀会社には特徴的なサービスがあります。生前契約をすると、葬儀後に招待したい相手を選んで「くろねこカフェ」で思い出のおやつを振る舞ってくれるというもの。
そして、そのカフェがあるのは海鳥が飛び交う海辺。一軒家の喫茶店です。裏庭には夏になるとひまわりの咲く……目の前に浮かび上がってくるような背景のなか、風花の感情や変化がぐっと浮きあがってくる描写も美しい作品です。
登場人物紹介
父が経営していた葬儀会社「メモリアルホール谷中」を受け継ぎ社長となった。社長としての自分のふがいなさに悩んでいる。
風花の兄で寡黙な青年。料理が得意で、母が営業していた「くろねこカフェ」を引き継ぐ。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
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料理を通じて人間の人生と再生を見守る物語「モンスターと食卓を」シリーズ
美しすぎるモンスターが日常を変える。『最後の晩ごはん』の椹野道流最新作
神戸の医大に法医学者として務める杉石有(すぎいし なお)には、消えない心の傷がある。
ある日、物騒な事件の遺体が運び込まれる。その担当刑事は、有の過去を知る人物だった。
落ち込む有に、かつての恩師から連絡が。彼女は有に託したいものがあるという。
その「もの」とは、謎めいた美青年のシリカ。
無邪気だが時に残酷な彼に、振り回される有だけど……。
法医学者と不思議な美青年の、事件と謎に満ちた共同生活、開始!!
おすすめポイント
「食事は、命を繋ぐためのもの。それ以上の意味はない」
そう公言している法医学者・杉石有は、人間嫌いの気もあります(本人は否定していますが……)。
あるトラウマを抱える彼が、恩師との食事や謎の青年・シリカとの食卓を通じて、過去の後悔や惜別を消化していくシーンは象徴的です。朝ご飯のシュガートースト、手作りのナポリタン、誰かのために作るカレー。多くの人が口にしたことがあって、味の想像のつく食べ物。けれどこの物語のなかでは1回1回が特別な食卓として記憶に残ります。
作中に登場する要素である、死を取り扱う法医学者と、生きるために食べる食事。対照的ですが、生と死は切っても切り離せないものだと、一冊を通じて感じさせてくれます。
登場人物紹介
神戸の医大に法医学者として務める。ある患者を救えなかったトラウマを抱え、心を閉ざしている。
突然有の前に現れた、謎めいた美青年。有の恩師と関係があるようだが……。無邪気だが時に残酷な一面も。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
要チェック!
2025年10月アニメ2期放映開始「かくりよの宿飯」シリーズの見所は? アニメ情報もチェック!
あやかしが経営する宿に「嫁入り」することになった女子大生の細腕奮闘記!
祖父の借金のかたに、かくりよにある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵(あおい)。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……?
おすすめポイント
現代日本からあやかし達の世界に連れ去られてしまった主人公・葵。
彼女があやかし達のために作る料理シーンは、まるで目の前で調理してもらっているかのように、五感を刺激するような描写! 匂いやじゅうじゅうと音を立てて焼けていくお肉や魚の描写は、ついゴクンと唾液を飲み込んでしまうほど魅力的です。
そして大旦那との関係性も見逃せません。
葵を借金のカタとして「花嫁にする」と公言したかと思えば、それを拒否する葵を試すような素振りも。
その実、陰ながら葵を見守っている様子には、ときめきを感じるとともに、なぜそこまで彼女でなければならないのか――というシリーズを通じた気になるポイントもあって……。
おいしそうな料理に、二人の関係、あやかしたちの事情、そして葵が料理の腕だけを頼りに借金を返せるのかと、見所もりだくさんの作品です。
編集担当によるアニメおすすめポイント
アニメ『かくりよの宿飯 弐』の放送がいよいよスタートしました!
小説1巻刊行から10周年の節目に、7年越しに待望の第2期が実現。
いかに多くの方に、長く愛されているシリーズなのかということが伝わると思います。
アニメ第2期の1話では美しい秋の風景が堪能できます。いつもの面々が葵の料理を楽しんでいる様子だけでもう胸がいっぱいに……まるで旧友に再会できたようなうれしさがあります。
各話の見どころは、なんといってもお料理と食事のシーン。ビーフシチューハンバーグの上で半熟目玉焼きの黄身がとろーっと流れ出したりなど、おいしそうなお料理描写はもちろん、食べているキャラクターたちの幸せそうな表情がたまりません。日頃の疲れが癒やされ、心が満たされること間違いなし!
今こそ触れたい、あやかしファンタジーの金字塔的な作品です。小説・コミック・アニメ、ぜひお好きな形でお楽しみください。
登場人物紹介
“あやかしが見える”こと以外はごく普通の大学2年生。亡き祖父の影響で、料理は作るのも食べるのも大好き。負けん気が強くどんな相手にも物怖じしないが、お腹を空かせたあやかしに自分のお弁当を与えてしまうような優しい一面も。
隠世の老舗宿「天神屋」の大旦那。葵の祖父・史郎とは知り合いであり、史郎の借金のかたに葵を貰いうける約束をしていたらしい。嫁入りを拒む葵の態度にムッとしながらも、彼女の言動全てを楽しんでいるようである。
シリーズ1巻
シリーズ最新刊
コミカライズ
アニメ情報
■原作:友麻 碧
株式会社KADOKAWA/富士見L文庫「かくりよの宿飯」シリーズ
■キャラクター原案:Laruha
■監督:吉崎 譲
■シリーズ構成:金春智子
■キャラクターデザイナー:桂 英未
■オープニング主題歌 「とおりゃんせ」 東山奈央
■エンディング主題歌 「涙のレシピ」 東山奈央
■アニメーション制作:GONZO×マカリア
■製作:かくりよの宿飯 弐 製作委員会
■キャスト
津場木葵:東山奈央 / 大旦那:小西克幸 / 銀次:土岐隼一 / 暁:内田雄馬 / お涼:加隈亜衣 / 白夜:田丸篤志 / 春日:中恵光城 / サスケ:井上雄貴 / 静奈:上田麗奈 / 乱丸:石川界人 / 葉鳥:寺島拓篤 / チビ:石見舞菜香 / 津場木史郎:井上和彦
アニメ「かくりよの宿飯」2期公式サイト
■テレビアニメ1期「かくりよの宿飯」は各配信サイトで好評配信中!

