イラストレーター・遠坂あさぎのキャラが、MF文庫Jの巨匠・志瑞祐の手で物語に。新シリーズ『ハウリング・ブレイズ』の制作秘話を大公開!

2025年9月に満を持して刊行となった本作は、イラストレーターである遠坂あさぎが描き出す魅力的な世界観・キャラクターたちを、作家の志瑞祐が膨らませて物語にする一大プロジェクトだ。
今回はそんな超期待の作品についてご紹介&独占対談インタビューをお届けしよう!
目次
大人気イラストレーター・遠坂あさぎの世界とキャラクターを、
『聖剣学院の魔剣使い』の志瑞祐が物語に
文●太田祥暉&沙藤克広
遠坂あさぎ とは?
イラスト投稿サイトなどで活動を始め、ライトノベルのイラストは『絶対調和☆御裏崎ちゃんっ!』(著:リタ・ジェイ/MF文庫J)にて初担当。その後、『豚のレバーは加熱しろ』(著:逆井卓馬/電撃文庫)、『ガーリー・エアフォース』(著:夏海公司/電撃文庫)など多くの作品のイラストを手掛けてきた。
また、ゲームイラストやバーチャルYouTuber(VTuber)のデザインも複数担当している大人気イラストレーター。美麗且つ幻想的なイラストはそのキャッチーさも相まって、多くのファンに支持されている。本作を執筆した志瑞祐とは、2024年にテレビアニメ化もされた『聖剣学院の魔剣使い』(MF文庫J)から引き続きのタッグとなる。
志瑞祐 とは?
2008年に『やってきたよ、ドルイドさん!』(イラスト:絶叫/MF文庫J)でデビュー。その後は『精霊使いの剣舞』(イラスト:〆鯖コハダ キャラクター原案:桜はんぺん/MF文庫J)、『異世界マンチキン -HP1のままで最強最速ダンジョン攻略-』(原作を担当。漫画:青桐良/講談社)など複数のテレビアニメ化作品を手掛けるなど、MF文庫Jの代表する作家の一人と言えるだろう。
遠坂あさぎとは『聖剣学院の魔剣使い』(MF文庫J)にてタッグを組んでおり、『ハウリング・ブレイズ』が同コンビでの二作目となる。
本作の始まりとなる薫とフィオナが生まれた一冊の本
本作『ハウリング・ブレイズ』が生まれたきっかけとなったのは、2024年夏のコミックマーケットで頒布された遠坂あさぎの同人誌から。「Prelude」と題されたこの本では、黒白と対照的な服装に身を包んだ二人の少女(薫とフィオナ)の設定とデザイン、イラストが紡がれ、読者の前に初めてその姿をお披露目した。
これまでにもオリジナルイラスト同人誌を刊行してきた遠坂だが、ガッチリとキャラクター設定を詰めて描くのはこの二人が初めて。2025年夏のコミックマーケットで頒布された「Pavane」では、再び二人のイラストが紡がれている(また、志瑞による掌編も収録!)。
そして『ハウリング・ブレイズ』へ――
同人誌で紡がれた薫とフィオナのイラスト。そこから着想を得て、志瑞が執筆した作品が『ハウリング・ブレイズ』である。舞台はアジアンテイスト漂う〈禍龍島〉!
人類の生存権を脅かす異界〈黒樂園〉から生まれる妖魔を狩る〈魔女狩り〉がいる世界で、その一人である月宮薫は、〈白花の魔女〉フィオナと出会う。しかし、本来は相容れない敵であるフィオナは、薫にボディガード(兼フィオナが営む何でも屋のような喫茶店の店員)になることを依頼して――!?
凛とした美貌が麗しい薫(赤のインナーカラーも可愛い!)と、猫耳のカチューシャを付けたフィオナ。そんな二人が立ち向かっていくのは、Q市街の超巨大積層建造物〈骸閣楼〉で発生した連続行方不明事件。そして、その先に待つ強敵とは……?
『聖剣学院の魔剣使い』でのタッグ再びとなる本作は、遠坂が同人誌でも描いていたイラストをもとに、志瑞が世界観とキャラクターを膨らませる形で執筆。魔法×剣舞アクションを薫とフィオナの女性バディものとして鮮やかに描き出す!
今回は、そんな本作を制作した志瑞祐と遠坂あさぎに、第1巻の刊行に至るまでの秘話を伺ってみた――
遠坂あさぎ×志瑞祐独占対談インタビュー
『ハウリング・ブレイズ』に込められたもの
遠坂あさぎのキャラクターを、志瑞祐が物語にする――それはいったいどのように行われたのだろうか?
お二人に本作の制作秘話を、たっぷりと語っていただいた。
対談インタビューを読む!!
ぶいすぽっ!所属・藍沢エマが出演! 豪華PVが公開中!
『ハウリング・ブレイズ』の発売を記念して、ぶいすぽっ!所属の藍沢エマがナレーションを務める発売記念PVをYouTube上に公開しております。ぜひご覧ください。

パンと猫がすきな女の子。ゲームの腕を上げる為に日々奮闘中。清楚キャラを目指しているが果たして…?
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