人気シリーズのスピンオフ『ジュニアハイスクールD×D』著者が語る、『ハイスクールD×D』シリーズの魅力とは?
イラストレーター・みやま零が手がけるナイスバディな美少女たちとのハーレム展開や、著者・石踏一榮の描く熱いバトル、そしておっぱいへの飽くなき情熱が見事に噛み合って、TVアニメも第4期まで放送される人気作品となっています。
そんな『D×D』の世界観をベースに公式スピンオフとして始まった『ジュニアハイスクールD×D』は、最新3巻まで発売中。『D×D』イズムを継承し、おっぱいと熱いバトルで読者を魅了しています。
今回はその『ジュニアハイスクールD×D』の著者であり、『ハイスクールD×D』シリーズの大ファンである東雲立風にスペシャルインタビューでリスペクトたっぷりの『D×D』愛を語っていただきました。
『ジュニアハイスクールD×D』とは
登場人物
主人公。英雄・宮本武蔵の子孫で、駒王学園中等部2年に転入してきた。剣の腕は確かだが、本当は友達が欲しいだけの小心者。おっぱい好きの刀「天聖」の性格と力のせいで、彼女は巨乳が嫌いになった。
中等部3年生。元七十二柱の上級悪魔「アモン家」の娘だが、悪魔としての才能はからっきし。剣士の母に憧れ、剣士となるため腕を磨く元気少女。
絶花の転入直後にやってきた中等部2年の転入生。騎士と武士の血を引くフランス人クォーター。転入早々に、絶花を校舎裏に呼び出して……!?
北欧出身、中等部2年で生徒会所属のゆるふわワルキューレ。オシャレ大好きなギャル。絶花の監視役として着いてくる。特撮番組「乳龍帝おっぱいドラゴン」の大ファン。
おすすめポイント
おすすめポイント①
イラストは本編と同じくみやま零が担当し、さらに石踏一榮の完全監修でお届け。美少女&学園ファンタジーの楽しさを保障します!
おすすめポイント②
本編『D×D』キャラも続々登場! リアス、ゼノヴィア、アーシアなどストーリーでも、イラストでも大活躍。そして、意外なあの子も……!?
おすすめポイント③
『ジュニアハイスクールD×D』の時系列は『D×D』10巻「学園祭のライオンハート」直後(アニメ『ハイスクールD×D HERO』最終話)を描いているため、アニメのみ視聴ファンも楽しむことが出来るんです。
作品PV
著者・東雲立風のスペシャルインタビュー!
みやま零さんの描く、えっちで可愛い女の子に惹かれて本を買ったのが始まりです
――まずは『ジュニアハイスクールD×D』3巻の発売、おめでとうございます。
東雲立風(以下、東雲):どうもありがとうございます!
――『ハイスクールD×D』短編集との同時発売を記念して、今回は『D×D』ファンの東雲さんに大いに愛を語ってもらおうという企画なわけですが……まずは、作品との出会いを聞いても良いでしょうか?
東雲:はい。『ハイスクールD×D』との出会いは小学6年生の頃なんですけど、当時は本当に前評判とかも全然知らなくて、ただ表紙とか口絵に描かれてたみやま先生のイラストに引き寄せられて1巻を買ったのが始まりなんですよね。えっちで可愛い感じのヒロインを期待して読み始めたら、とんでもなくアツい内容で、それが当時の僕にグサッと刺さったんです。
――えっちで可愛い女の子と、アツいバトル……当時、小学生とか中学生だったら刺さりまくりでしょうね。
東雲:当時から『ハイスクールD×D』は人気だったので、本屋さんでずらっと横並びになってたこともあって、そこに引き寄せられたのが始まりではあるんですけど、まぁでもやっぱり一番はバトルのアツさが刺さりましたね。普段はスケベな主人公だけど、女の子のためにいざというときは身体を張って頑張れる……みたいな。今でこそ王道ですけど、そういう主人公の魅力みたいなところもあったと思います。
――当時の東雲さんは、他にどういった本を読んでたんですか?
東雲:僕の中で3種の神器って勝手に思っている作品があるんですけど、『ハイスクールD×D』と『緋弾のアリア』それから『とある魔術の禁書目録』は、今でも読み返すくらい大好きな作品です。ちょうど世代だったこともあると思うんですけど、他には『魔法科高校の劣等生』とか『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』とかも、めちゃめちゃ読んでました。
――それはもうラノベで育ったと言ってもいいくらいのラインナップですね!
東雲:でも実際その通りで、僕がラノベ作家を目指したきっかけって明確にこれというものはないんですけど、漠然と自分の好きな作品の作家さんたちと同じ景色を見てみたいなと思っていたのが原点みたいなところがあるんです。読者として楽しむだけじゃなくて、物語を作る側に回ってみたかったというか。
――そのくらい東雲さんの中で大きな作品の一つであるという『D×D』ですが、一番好きなキャラとかって誰なんですか?
東雲:本当にそれが一番難しい質問で、みんな好きなんですよ。でも、どうしても誰か一人を選ばなきゃいけないなら、僕はゼノヴィアかもしれないと思いますね。
――それは理由とか聞いてもいいですか?
東雲:そうですね。常に主人公に対して甘々なヒロインよりも、普段は毅然とした感じでいてここぞというときにヒロイン力を発揮するみたいなギャップの部分が好きなのかな。多分、ゼノヴィアって本来は要領のいいタイプの女性なんですけど、ときどき天然を発揮して空回ったりするところもギャップがあって好きだなと思います。
――ゼノヴィアは確かにギャップの多いキャラクターですよね。個人的に19巻「総選挙のデュランダル」の口絵が印象的です。
東雲:あれ、いいイラストですよね! 友達っぽい距離感の軽いキスなんですけど、すごく想いが乗っている感じというか。多分、僕の癖(へき)だと思うんですけど、ある程度自立している女性がここぞというところで可愛げを見せてくれるのが最高です。
――そう言われると『ジュニアハイスクールD×D』でもゼノヴィア回みたいなエピソード、印象的なお話が多い気も?(笑)
東雲:それは完全に無意識ですね(笑)。でも、話ながら思い出したんですけど、僕が人生で一番最初にネットで公開した処女作のヒロインは、そういえばゼノヴィアみたいなキャラクターだったな、と。だから本能的に好きなんでしょうね。
――処女作はいつ頃に書いたものなんですか?
東雲:高校三年生の、受験が終わった頃です。小・中学生の頃はさっき言ったみたいに漠然と「好きな作家さんと同じ景色を見てみたい」と思ってはいたんですけど、頭の中だけでひたすら好きな作品の二次創作をやってました。
――あ、じゃあもしかしてその頃から『D×D』の二次創作みたいなことはしてたんですか?
東雲:いや、それが『D×D』はしてなかったんですよ。『D×D』って良い意味で、完全に主人公であるイッセーの物語じゃないですか。だから、新しい男キャラを出して、二次創作をするビジョンが当時あんまり見えなかったんですよね。
――でも、そんな『D×D』のスピンオフを今こうして書いてるわけで……
東雲:本当に縁って面白いなって思います(笑)。
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