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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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らゆ2010/12/2912まさに嵐の前の静けさ、な短編集。それでも、明るい中に暗い影がところどころに落ちていて、終わりに近づくにつれてそれが大きくなっています。イツキの眼や竜のこと、そしてイツキ自身のことも少し触れられていて、確実に物語が進んでいるのを感じますね。そんな中での『家庭訪問』には思いっきり癒されました!一般人とのやりとりで調子を狂わされている感じがまたいい!!表紙に関連した話がなかったのがちょっと惜しまれます……オルトくんの女装……
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アカツ04号2023/01/169シリーズ14冊目。短編集なのでいつも通り日常回かと思いきや、そこはかとなく不穏な空気。あとがきにもある通り嵐の前に静けさ。本編にも絡む重要な事柄もチラホラと。今まで電話越しだった義妹も登場。いい感じにアストラルの面々を引っ掻き回していくのは面白かった。書き下ろし二篇が不穏に感じた原因。変に明る過ぎる穂波の様子や、あまりにも簡単に裏切る<協会>の要人。そしていつきの眼に関わる事実等々。査定の結果も出てこれから大きく動くんだろうなーという期待と不安な一冊だった。(1/13-16)【23-5】
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梅みかん2018/11/296日常の話の中に重要な要素が散りばめられるて。何よりやっといつきの義妹登場。
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nineteen112015/02/286人は変わっていくもの、組織も同じ。アストラルのランクもCCCからBBへと上がり魔術界もアストラルを中心に動き出した。ただ変わっていいものもあれば、変わってはいけないものもある。なぜレンタルマギカになったのか?前巻の猫屋敷から続くテーマの今巻。これから突入していくであろう螺旋なる蛇との闘いを前に、自分達の想いを確認するアストラルの面々。短編集ながらも伊庭司がいつきの父親ではなく、樹の下で拾われてきた子だとか、いつきの妖精眼が見てしまったものやその秘密まで何となく明かされます。
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σ(-。-)2012/11/086え。イツキって!? と、またまた、謎が深まる巻でしたね~。微妙に関係が変化しているようにも思えますが。さて~。では、次へ。
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