Dragonbuster 龍盤七朝 01

発売日 : 2008/05/10
秋山瑞人、超待望の新シリーズ “龍盤七朝” がついに登場!
虐げられる民 “言愚(ゴング)” の青い目を持つ涼孤(ジャンゴ)は、似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。 かつて胡同(こどう)の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)は、屋敷を抜け出しては市井を探検する。 感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。 涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち “龍を呑む”。 月華はそれを目撃し──、 「妾も剣をやるっ!」 鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。 古橋秀之とのコンビによる、シェアワールド企画 “龍盤七朝” 第一弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784048670272

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/07/28
    再読。才能を持ちながらも、皇女という立場から才能を開花出来ないよう調整されている少女が一人の男と出会う事で始まる物語。秋山瑞人が中華風武侠ファンタジーを描くとこうなるのか。確かな筆力による、臨場感たっぷりの描写や丁寧な心理描写などなど非常に読み応えのある内容になっていて満足。読み応えありすぎて、読むのにかなり体力を使うレベルですわ。物語はまだ序章中の序章ですが、基盤がしっかりとしているので、高揚感がハンパないのも魅力ですね。それゆえに未だに3巻が発売されていないのが最高にキツいぜ。
  • ヱロ本Gメン
    2016/05/04
    なるほど。秋山瑞人の文章表現が武侠小説にこんなに似合うとは思わなかった。しかしこれだけ書くのにどれだけの本と資料を漁ったことだろうた想像すると寡作も宜なるかなと溜息。血と糞の臭いをプロローグに向かう先は何処の誰の夕景なのか。濃密な世界観に酔いしれる中で感じる刹那の侘び寂びが秋山瑞人ワールド。面白い。
  • shimaosa
    2014/10/06
    これはいい禿。He is good hage.ジャンゴに対するベルカの想いは見ていて微笑ましいがその背後にあるゴングへの差別、ジャンゴの自虐的な事なかれ主義が見ていて痛々しい。次巻までスイスイ読めそう。
  • じお
    2024/01/06
    ★★★★★ 再読。虐げられる民、言愚の目を持つ涼孤と、第十八皇女の月華、二人は剣を通して運命的な出会いを果たす、未完の中華風ファンタジー第1巻。面白かったです、シェアードワールドのためか、世界観の圧倒的な作り込みが素晴らしく、それを表現する言語センスと文章力の巧みさに脱帽、武侠的な戦闘シーンや術理の描写も上手いかつ、ワクワクさせてくれページをめくる手が止まらなくなります、そこに上質のボーイミーツガールが加わり、至上の出来栄え、龍を宿す涼孤の秘めたる剣腕、超絶の才の片鱗を見せる月華、二人の行く末が楽しみです
  • 凜音
    2023/06/09
    ネタバレあり
    読了 武道の才能溢れる第十八皇女:月華と被差別者「言愚」でありながら誰にも触れられぬ強さを持つ:涼孤が出逢い始まるボーイ・ミーツ・ガールな中華ファンタジー。 今巻1冊を徹底して彼女と彼の出逢いの物語に振っている為、世界観の説明やキャラの紹介といったプロローグ的な巻という印象。 最早恐ろしくなるほどの世界観描写が凄過ぎて物語に引き込まれる。今巻のプロローグの始まりのシーンで既に鳥肌。もう1つの世界がそこにあるというかこの物語に住む人々の生活を容易に想像させる描写の巧みさが凄い。