葉桜が来た夏

発売日 : 2008/04/10
〈受賞情報〉電撃大賞選考委員奨励賞(第14回)
アポストリ── 身体能力と科学技術に優れた、女性だけで構成される異星人。 目が赤いほかは、外見的特徴は人間と同じ。 琵琶湖周辺は、彼らと人間が共存する居留区となっていた。 高校二年の南方学は、過去に起きたとある出来事からアポストリを憎んでいた。 ところが “共棲” と呼ばれる居留区のシステムに則り、一人のアポストリと同居することになる。 彼女の名は、葉桜── 評議長の姪でもある美しい少女だった。 二人は激しくぶつかり合うが、その共棲にはある意図が隠されていて──。 期待の新人が贈る、近未来ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784048670210

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みんなのレビュー

  • サエズリ割津
    2016/08/11
    夏っぽいライトノベルが読みたくなり積読から読了。「なれるSE!」や「ガーリー・エアフォース」の夏海公司のデビュー作。これは面白い。女性だけで構成される異星人であるアポストリの少女とアポストリに家族を殺された過去を持つ少年のボーイミーツガール。種族間のこともありいがみ合っていた主人公の学とヒロインの葉桜が困難を乗り越えながら心の距離を詰めていく様はまさに王道のボーイミーツガールで安心して読めました。そこにSF的な共棲というギミックを入れたり社会情勢に言及していたりして、プラスワンがあったのもよかった。
  • 不自他
    2017/04/22
    ネタバレあり
    宇宙人と共生する仮想日本の話。「アポストリ(宇宙人)・人類間での戦争が多くの犠牲者を出した」という架空の史実から19年後が舞台。主人公・学は、母・妹を殺されたことがきっかけでアポストリを憎むようになる。そんな彼が葉桜(アポストリ)と共棲(法律による同居)をしながら交流を深める。「戦争」や「相互理解」に対する、白々しさの無い真っ直ぐな想いが込められてると思う。学の父親・恵吾の台詞、『そんな暇はなかった。悲しむ時間も、誰かを憎む余裕もな』が印象的。良い意味でラノベっぽく無いので多くの人に読んで欲しい作品です。
  • 中性色
    2017/07/04
    葉桜なのか夏なのか。SF要素含みな正統派ボーイミーツガール。後期作品を知ってるからか、これといったギャグ要素のないまさに王道な造り。それゆえに平坦な形にも受け取れるが、最初の出だしとしては問題ないかな。結局なんの目的で始めたのが今後の焦点か。個人的には茉莉花が好み
  • 凜音
    2023/08/06
    ネタバレあり
    読了 ある日空から降ってきた巨大な十字架。 十字架は琵琶湖に着水し、その中には「アポストリ」という高い身体能力と技術を持ち女性だけで構成される異星人が乗り込んでいた。 そして着水から19年後───旧彦根市は「アポストリ」と人間の共棲する壁に囲まれた居留区となっていた。 そんな街で「アポストリ」を憎む少年と、「アポストリ 」の少女が出逢い始まるSF?作品。 面白かったし読みやすかったです。異星人と人間の共棲する街、作品内での政治や歴史、異星人の説明とかなり難しくなりがちな印象を持ちながら読み始めたのですが
  • konkon
    2014/07/26
    異星人と人間との共生がテーマ? 設定も面白く、楽しめました。