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角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)2011/03/2513大切な人がいなくなったことを受け入れるのは辛く、一瞬でもいいから希望を持ちたい。しかし、その望みもいつかは失われる時はやってくる。コンラートが有利に知らしめたことは酷なことでしたがその時が来てより、絶望に陥ることがある時を考えると責めることは難しいです。あの場面では「誰?」ではなくて「何だ?」と思ってしまうほど、怖気が走りました。そんな中でもギュンターさんのお守り袋の呪いっぷりに笑いました(笑)アーダルベルトとジュリアさんや今や、娘となった(←?)刈ポニとの出会いにほっこりしました。
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AMN2017/02/277ネタバレあり「勝利は皆の力だけど敗北は指揮官の責任」、その自覚が有利に重くのしかかる聖砂国編も第7弾。オアシスでの作戦自体は失策ではなかったけど、結果的に甚大な被害が出てしまった。命の使い道を自分で選ぶ有利…胸が震える独白。しかし運良くアーダルベルトと再会!ついでに件の双子も無事!!本当に良かったよ〜(泣) 有利の失明はジュリアの加護だったのか…そしてアーダルベルトと彼女は本当に相思相愛だったのか!「あなたよ」、泣かすわ…。。ヨザックの生還は嬉しいけど、村田も巻き込んで更なる波乱の予感…山場が終わらない。面白すぎる!
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咲穗2020/09/106ヴォルフを傷つけてしまったユーリ。 無事に合流できたものの、近づくなと言われ… 前半ハラハラした… コンラッドがこの状態なのにヴォルフにまで問題が起きちゃうのかと…(なにかしらありそうな雰囲気もありますが…) とりあえずギュンをネタに出来るくらいだから当面は大丈夫かな? やっぱ保護者、コンラッドに対してヴォルフは(本人も言ってたけど)横に立つ存在ですね。 でもラストはまたぐさっときた… ムラケン〜そしてヨザック… 最近大人になってきちゃったけどまたわがままプーなヴォルフもみたいなぁ…
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ノア2014/05/035ネタバレありまるマシリーズ第十四段!コンラッドとユーリ陛下の関係がもどかしい。ヨザの件でコンラッドとユーリが二人でしゃべっているシーンは、印象的だった。「俺を冷酷な男とお思いでしょうか」「初めてそう思う」いや、コンラッドは昔から割とそうでは。勝利と有利が水の中で出会うシーンは中々感動的だった。勝利はただのブラコンなのかもしれないがいいキャラ。アーダルベルトとユーリの関係も、気になる。彼はどうして人間側についたのか、それが知りたくなる。彼が恋に落ちた小話も載っており、ラストの一文がぐっと胸にきた。【図書館】
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U2011/07/265再読。村田猊下が健気。ヴォルフがめちゃんこオトコマエ。ようやっと少しずつ明るさの戻ってくる巻。ジュリアさんとマチョとコンラッドの関係が未だに謎だなぁ。ほっこりしました。 陛下はどんどん勁く、王になっていく。
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