地を駆ける虹
発売日 ：
2007/09/01
騎士たちの剣の交う戦場に、一攫千金を夢見るエレメント使いたちによる召喚魔法が居並ぶようになった世界で…
ネイブは、英雄に憧れていた――。人の心に植え付けられた卵から孵る“エレメント”の力により、騎士たちの剣の交う戦場に、一攫千金を夢見るエレメント使いたちによる召喚魔法が居並ぶようになった世界。友人たちと懸賞首狩り（ロット）を組んだネイブはしかし、メンバーの中でまだ一人エレメントの孵っていない「雌鶏」だった。だが、早くに両親を亡くしたネイブは、たった一人の肉親である妹のために、自分がロットの優秀なリーダーとして活躍しているのだと、嘘をつき続けていた。そんな、とても危うく、ささやかな幸福の日々に、亀裂を生む「事件」が起こる――。やがてネイブを襲う衝撃の運命とは!? 第３回新人賞受賞作、威風堂々の刊行！
- レーベル： MF文庫J
- 定価： 638円（本体580円＋税）
- ISBN： 9784840120494
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みんなのレビュー
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じゅんぽろ2017/05/020いやあ、厳しい。自分の弱さに打ちのめされながら、夢を追い力を求めた少年。弱肉強食の現実と絶望、そして力を得る為の代償。お気楽なファンタジーが多い中、あっけなく人の命が失われていく世界の厳しさが胸に来る。どうかネイブに希望を、幸せを…。
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アヤ2011/01/180面白かったけど、主人公のネイブに少し読んでて苛々したかな
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LongGate2009/12/260こっだけ死ぬのは珍しいのう。
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安眠練炭2009/08/050デビュー作だけあってやや生硬なところもあるが、物語づくりのツボはおさえており文章もしっかりしている。
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永山祐介2007/09/230面白かったけど……主人公・ネイブが自業自得なんだよなあ
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