神様のメモ帳 2

発売日 : 2007/06/25
二億円を抱えた少女が、ニート探偵事務所の扉を叩く──
春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、テンションの高い女の子だった。 失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。 彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」。 ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスとその助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んで、やがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――。 情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、ニートティーン・ストーリー第2弾。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840238885

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みんなのレビュー

  • とら
    2011/09/23
    「生きている人間のことだけを考えよう」正直無茶な言葉だけど、この作品での意味はそうじゃ無い。例えば借金が凄い人が居て、本当にどうしようもなくなったとき、それでも生きていれば、生きてさえいれば、奇跡は起こる。誰にも気付かれなくても、必ず無慈悲に、無感動に、起こる。ということだ。話自体は、けっして明るいものとはいえないけれど、それでも、この作品では少なくとも二人にそれがおきた。ちょっと無理な話だろうと思ったけど、でも、信じてみたいです。それくらいの希望を持ったって良いじゃないか。ねえ、アリス。
  • よっち
    2014/04/23
    カバンに入った2億円を抱え、父親を助けて欲しいと依頼してきたタイの少女メオ。彼女の父親を追うのは裏社会の危ない人たち。アリスや周囲の人たちは自分のできることをやろうと取り掛かる一方で、自分ができること、どうしたらいいのかが見えず、無力感に苛まれるナルミ。けれどそんなナルミもふっきれたら、四代目と兄弟の盃を交わし、さらにヤクザや銀行にハッタリをかましてすごいことやっちゃいましたね(苦笑)だんだん普通の高校生からかけ離れていくように思えるナルミですが、彩夏の目が覚めてこれからどうなるか。続きが気になります。
  • まりも
    2014/06/18
    今回もなかなか重たい話。2億の入った鞄を携え父を探してほしいと依頼したメオ。アリスを中心に自分以外のメンバーはそれぞれやれる事があるのに何もできない自分に無力感を感じるナルミ。普段はヘタレで良い所無しのナルミですが土俵際まで追い詰められたら義兄弟の杯を交わしやくざを騙す詐欺師の如き活躍を見せたりと主人公らしい姿を見せてくれて良かった。早くも天然ジゴロの素質を見せている辺りも主人公らしいな笑1巻と比べて割と軽めなので読みやすかったのも良かった。
  • くろり - しろくろりちよ
    2011/07/31
    二冊目。マネーロンダリングのお話。ニート探偵団の事務所にタイで生まれ育ったメオが二億円とともに依頼して来て…。相変わらず、ニート探偵団はすごい。人脈・技術・話術・アイディア…どれをとっても超一級。そして…守れないと知りながら、空しいと無力だと嘆きながら、それでも世の中に立ち向かうアリスの姿が悲しくて痛々しくて。ますますあとに戻れなくなる主人公の覚悟の転落も、なかなか。
  • Yobata
    2012/01/29
    アリスの助手になったナルミ。ある日大きなカバンを携えた女の子がNEET探偵事務所にやって来る。少女はメオというタイ人でカバンの中身は2億円だった。彼女の依頼は「父親を助けてほしい」。その依頼を受けたアリスはナルミとテツ,少佐,ヒロや街の不良を束ね、協力も受けている四代目の平坂組の手も借りて調査を開始する。それがヤクザなどを巻き込む思わぬ展開に…。ナルミがスケコマシ,天然ジゴロ化してきたねぇwアリスが照れ焦りを見せ始めて杉井作品の本領が発揮されて来た感じw!ナルミも詐欺師化し始めて、事件解決が益々楽しみに→