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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2015/05/0939再読。七つのテログループが暗躍する、ロシアの原子炉衛星墜落事件を解決する為にケルベルス小隊が駆り出される…な話。今回は長編なだけあって話のスケールが大きく、1巻よりも読みごたえがあったように思う。3人バラバラで動かないといけない事への不安感、そこから伝わってくる仲間たちを大切に想う気持ちや、最終的には3人が揃って事件を解決させる爽快感と物語の構成も素晴らしいですね。スプライトとの繋がりも見えてきたりと色々と楽しめた1冊でした。
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いおむ2017/05/2823一巻で面食らった文体にも慣れ楽しめましたが、ラノベという媒体の為、逆に作品の深みが限定された感じがします。ラノベの体裁・イラストも〈悪ふざけ〉なんだろうな…と。これはこれでいけますが(笑)
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マーム2011/01/3121MPB遊撃小隊〈ケルベロス〉は3人で1頭の獣。しかし、今回はミリオポリスに持ち込まれた核兵器を奪還するため、3人が別々の作戦行動を取ることとなりました。でも、別行動を取ることによってかえってお互いの絆は深まっていく感じがしました。そして、崩壊するヴィエナ・タワーで窮地に陥った3人に救いの手を差し伸べたのは〈ミリオポリス公安高機動隊〉所属のもう一組の特甲児童たちです。ここで、『スプライトシュピーゲル』とつながりました。謎の日本人スナイパーも登場し、その正体も気になります。物語は複雑に絡み合い、次に続きます。
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友和2015/04/1715再読。ラストの破壊シーンがよかった。
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磁石2014/09/0214ユゥーリィィーーー!! ……な巻。何にも寄らず誰のためでもなく、どんな利益も見返りもない戦い。自分たちだけの、自分たちしかできない戦い。真の闘争。合理の名のもとに築き上げてきた死者たちの指し示す先が、誰もいない空っぽの荒野だった。そこは、自分の故郷と呼べる根拠が何一つ存在しない空虚な場所。だけど、だからこそ守る。自分がかつて、それを守るために銃を手に取ったということを証明するために。結末がどんなものであっても、戦い抜かなくてはならない。うっかり手を切らないように、壊れ物にはご注意を。
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