狂乱家族日記 5さつめ
発売日 :
2006/06/30
馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語ついに佳境! 想定外の上下巻構成の上巻!
不可思議な結末を迎えた「半獣化事件」は、超常現象対策局局長となった平塚雷蝶の謎めいた言葉「来るべき災厄」と共に、凰火の危機感を否が応にも高めたのだが。そんな凰火の不安など毛ほども気にせず、凶華様は、能天気に「動物園に行きたいのだが」と宣うのだった。しかし、動物園で久々の休日を楽しむ乱崎家が帝架の同胞マダラと出会ったとき、すでに次なる危機は目前に迫っていたのだ――。
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784757728271
- 判型: A6/文庫
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みんなのレビュー
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Yobata2014/01/2510優歌の要望で動物園に行くことに。そこは帝架が通う動物園でそこには白い毛皮のため迫害された褐色皇帝の生き残りであるマダラがいる場所であった。マダラはその生い立ちや人間からの扱いによって帝架であるシャクヤ以外を信用していなかった。しかし乱崎家と共にいるシャクヤを見て憤慨し、以前帝架に託されていたアイという子ライオンと共に動物園を脱走してしまう。外は人間が次々と獣化していく現象が発生しており…。帝架編上巻。狂乱日記,初の上下巻。人間だけが生きる街を不自然だと断じる動物たち。帝架たち,褐色皇帝の一族のように、→
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ソラ2010/05/226内容(「BOOK」データベースより) 不可思議な結末を迎えた「半獣化事件」は、超常現象対策局局長となった平塚雷蝶の謎めいた言葉「来るべき災厄」と共に、凰火の危機感を否が応にも高めたのだが、そんな凰火の不安など毛ほども気にせず、凶華様は、能天気に「動物園に行きたいのだが」と宣うのだった。しかし、動物園で久々の休日を楽しむ乱崎家が帝架の同胞マダラと出会ったとき、すでに次なる危機は目前に迫っていたのだ―。
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日奈月 侑子4再読です。 動物と人間の距離感というか、人間のエゴとか動物の立場についての巻。幼少期の帝架が全力でアホアホしてて大変面白いです。思い返したら本人的には黒歴史扱いなんだろうか…。あんまり帝架はその辺り気にしなさそうですが。しかし、シマウマの群れの真ん中でわちゃわちゃしてるのは確かに危ないですね。 マダラにしろ、帝架にしろ、他人の立場とかから気持ちを想像するのは結構難しいこともあるかな、と。帝架の置かれてる状況は特殊な上、マダラのポジションからしてみればもうああいう見方しかできないのも仕方ない気がする。
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えもしー2013/06/014雷蝶さんが暴れ始めました。何気に西倉さんと雷蝶さんの絡みが好きだったりします。雷蝶さんが暴れるもんだから月香もちょいちょい暴れようとしています。そして優歌、何度サルに攫われれば…。
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もっさん2011/11/114帝架の親友マダラが登場。いろいろあってマダラと仲違いしてしまう帝架。一方、人類が完全に動物になってしまう事件が発生。来るべき災厄とかを気にしながら次巻へ続く
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