不都合な純愛
発売日 :
2006/06/01
本気になるには、都合がよすぎる
誰もがため息をもらす天使のような外見ながら、猫をかぶったその下はとんでもない乱暴者でおこりんぼうの高杉真生。男の相手をするなんて冗談じゃない! …と思っていたのに、行きつけのバーで知り合った冷静沈着なオトコマエ・佐竹征永につかまって、カラダの快楽を教え込まれるうちに「もしかしてコイツ、超お買得?」と、誠実で都合のいい年下の恋人にすっかり溺れてしまう。ところが真生はじきに、征永が自分へと向ける愛情が実はワケありの贋物だったと気づいてしまい!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 607円(本体552円+税)
- ISBN: 9784044422172
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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uuuuuuuuko(うーこ)2016/08/227ネタバレありかりほん。苦学生攻めと画廊勤め受け。 受けが繊細な美貌のわりにがさつで乱暴な内面で外面よく生きているという設定。 いつもはがっかりされる乱暴な喋り方も攻めにはすんなり受け入れられる。 攻めが寡黙なんだけどいい子。 絶対騙してるわけないけど、言い訳しないから一旦は別れてしまう。 でもお互い好きなんでしょ、という感じなのでストレスなく読めた。もっと切なくてもよかったけど軽い感じでこれはこれで。 風間と北森の話は特に必要ではなかったかな。風間登場時の風貌がまったく琴線に触れなかったからか、興味がわかない。
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BL小説メイン@ネタバレ注意2013/02/245★3.0。女王受は苦手だったけど、この作品のように魔性ではない男前女王受って凄く萌えるかもしれない。乱暴者だけど竹で割ったような思い切りの良さがあり、時に子供のようなワガママで攻に甘える受は読んでてストレス溜まらないし微笑ましい。誠実でおおらかに受を受け止める年下攻も素晴らしかった。受のセクハラに赤くなりつつしっかり攻めるのが高ポイント。ただ攻が登場するまでが長く、全体的な文章のテンポがどうも冗長に感じて合わなかったので、二人のシーンだけつまみ読みして萌えました。
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ももちゃん2022/11/274ネタバレあり不器用寡黙年下攻め。とてもよかった♥ 受けは外面は良いけど中身はがさつで口悪いツンデレ様。好きー! 画廊の北森さんなんかかわいかった。結構本気だったのかなwあとがき後に北森さんと風間さんの話も少し。ヘタレ年上攻めの気配がしたのでもっと読みたいです。
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諏訪 聖2013/01/272作家買い。ツンで甘えん坊な受けは恋を知りどんどん弱くなりまた強くもなったんだなぁと。この受けのキャラ結構好きです。でももっと他の人に言い寄られて攻めが焦ったりするような展開もほしかった。なんだかんだで楽しく読みました。
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hachihana2010/06/102おおざっぱな真生を叱る征永とそんな征永には甘えられる真生二人の関係が好きv騙されていると思いながらも離れられない真生が切ない。あと受けの料理が食べてみたいです!! おまけ短編の北森、風間が気になって仕方ないのは私だけなんでしょうか?この二人の話が読みたい~!!
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