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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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芳樹2021/05/1834ネタバレあり協会を出奔した刻印魔導師の浅利ケイツがメイゼルを狙う。それは協会も絡んだ大きな陰謀の幕開けだった…。相似大系の強さを見せつけられた今回。素粒子レベルで考えたら同じ、という解釈がすごいな…。メイゼルを一人の女の子として保護者的に見ている仁と、一人の刻印魔導師であろうとするメイゼルのすれ違いに胸が痛みますね。さて、一人戦いに挑もうとするメイゼルはどうなるか…。巻末の設定資料集が嬉しい。円環大系で電子を操れるのはそれがスピン量子数を持つからと考えれば良いのではと思ったり。
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まりも2014/08/08291巻は物語の設定、世界観が特殊だっただけに説明が多く読みにくさもあったけど2巻は大分マシになった。今回はラスボス級の存在グレン・アザレイ登場回。浅利ケイツという小物魔導師はなんか嫌いになれないキャラでした。女の子として守られるのではなく魔導師としての誇りに生きようとするメイゼルと普通の少女としての幸せを願う仁。二人の願いが衝突しメイゼルが大きな決断をしたわけですがグレンとの戦いはどうなるのか次巻が気になりますね。
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fukumasagami2024/03/3118「あたしは何のためにこの世界にいるの?何のために生きてるの?せんせはあたしが長生きしたらそれで満足かもしれないけど、魔法使いにはこんなの生きてるなんて言えないのよ!」 だが、それでもつらくてたまらない。この異世界人の少女の前で、彼はどこか、地獄と呼ばれる世界のおとな代表のつもりだったのだから。だがこの瞬間、メイゼルがその火傷した手につかんでいるのは《しあわせな子ども時代》などではない。 今、少女の栗色の瞳に映る世界は、きっと《地獄》だ。
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ツバサ2018/03/1213メイゼルの強さは諸刃の剣のような気がして、仁が過保護になるのは分かる。思い違いが解けたら良いな。
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クロウ2015/03/27122巻にしてこの設定量かと多少ビビりつつも、1巻に比べたらいくらか読みやすくて良かった。自分の未熟さに悩むメイゼルと、メイゼルを危ない目にあわせたくない仁の思いのすれ違いが、最後大きな決断を招いたけれど、これが下巻でどう展開していくのか楽しみ。
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