悍馬は西天に過ぐ 金椛国駿風
発売日 :
2025/06/17
賊に天賜がさらわれた!?天賜たちと叔玉公主の運命を巡る旅が始まる!
叔玉公主を異国へ送り届ける降嫁使節団は、国境を越えて旅を急いでいた。
しかしその道中、謎の賊の襲撃を受け、皇族の馬車が狙われる。
偶然同乗していた青年・天賜と、公主付きの女官・香蓉は、公主と誤認されて連れ去られてしまう。
この難に際して、使節団の正使・澳飛は団全体の安全を優先し、救出より撤退を選ぶが、天賜を友とする阿よう(火偏に華)はその判断に納得できず、愛獣・天狗を伴い一人で賊を追う決意をする。
一方、捕らわれた天賜は、香蓉が公主だと誤解されていることに気づき、脱出の機会を探る。
危険を顧みず友を救おうとする阿ようの想いは届くのか。拉致された天賜の運命、そして使節団の旅の行方はーー。
しかしその道中、謎の賊の襲撃を受け、皇族の馬車が狙われる。
偶然同乗していた青年・天賜と、公主付きの女官・香蓉は、公主と誤認されて連れ去られてしまう。
この難に際して、使節団の正使・澳飛は団全体の安全を優先し、救出より撤退を選ぶが、天賜を友とする阿よう(火偏に華)はその判断に納得できず、愛獣・天狗を伴い一人で賊を追う決意をする。
一方、捕らわれた天賜は、香蓉が公主だと誤解されていることに気づき、脱出の機会を探る。
危険を顧みず友を救おうとする阿ようの想いは届くのか。拉致された天賜の運命、そして使節団の旅の行方はーー。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041163290
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みんなのレビュー
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よっち2025/06/1728叔玉公主を異国へ送り届ける降嫁使節団に紛れ込んだ阿燁と天賜。しかしその道中で謎の賊の襲撃を受け、天賜と女官の香蓉が連れ去られてしまう第2弾。家出から合流した中途半端な立場から、正式に随行員として認められ、共に異国へ向かう矢先に直面した襲撃。団全体の安全を優先して救出より撤退を優先する正使・澳飛に対し、愛獣・天狗を伴い一人で賊を追う決意をする阿燁。客観的に見れば澳飛が冷静な判断に思える構図でしたけど、天賜の機転もあって何とか乗り越えた危機を経験して、いろいろ思うところがあった彼らのこれからの旅が楽しみです。
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るぴん2025/08/2924親達に内緒で田舎を飛び出し、叔玉公主の西方降嫁一行に加わった天賜と阿燁。賊に攫われた天賜を阿燁は単独で追いかけようとして…。女性に間違われて攫われるなんて、血は争えないな。天賜が何事も器用にこなし気も回る分、阿燁の不器用さや卑屈さが際立つ。血は繋がってなくても玄月と不器用さが一緒(笑)。息子達が無断で出奔したのに1カ月も遊圭に黙ってたなんて…さすがにないわー。月香ももう少し父子の間を取り持つことはできなかったのかしら。反対に澳飛はあの陛下の息子とは思えないくらい真面目。男子3人の成長が楽しみ♪
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nono2025/09/1812ネタバレあり図書館本。新章2冊目のお話は、西方に嫁ぐ公主一行に紛れ込んだ少年達の物語。親譲りの知識と行動力に恵まれた星公子に比べ、籠の鳥状態だった陶公子の不器用さが辛い。幼い彼等の裏側に嘗て冒険を共にした親世代の過去を懐かしみ、嫁入りとはとても思えない凛々しき公主の幸いを願い、親子二代の女装騒動を微笑ましく思いつつ、今回も楽しく読了。帰路が平穏である筈も無いと勝手に期待していますw
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うめきち2025/07/2012面白かった。玄月さん、やはり不器用な人だけど玄月さんなりに阿ようを可愛がっているのはわかる。1番素晴らしいのは天こうではないか。天こう達がいなかったら前シリーズから遊圭あわせて何度も命落としてますね。次が楽しみ。
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みどり2025/07/0712ネタバレありシリーズの第2巻。隠れて西方への公主の婚礼の旅に紛れ込んだ二人を受け入れた、澳飛の決断が今後どう影響するのか、成人年齢に達してない天賜への花冠の儀、阿燁との別行動と割と動乱波乱ではあるが、ここから、戻るか進むかかなり気になる。
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