学校の階段

発売日 : 2006/02/10
「とにかく今は走りたいんだっ」実写映画化もされた、大人気学園青春グラフィティ第1弾!
季節は春――高校生活を楽しく送れるラク~な部活に入るため見学に余念のない神庭幸宏は、ある日、校内を走り回る「階段部」なるものと出会う。学校非公認、邪魔もの扱いの部にムリヤリ体験入部させられた幸宏だったが、ひたむきに「階段レース」にかける部員たちの姿に自分の中に芽生えた欲求に気づく。「とにかく走りたい!」そして幸宏は駆け出す! ビバ青春の無駄足!  真正面から「若さ」を描く第7回えんため大賞「優秀賞」受賞の学園グラフィティ!!
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784757725980

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みんなのレビュー

  • そのぼん
    2013/02/10
    学校の校舎の階段を走り回る『階段部』なるものに入部することになった主人公を中心とした物語でした。変な部活が舞台となっていますが、がっつり青春してて、面白かったです。
  • スー
    2019/12/08
    ネタバレあり
    階段部。それはただひたすらに校内を走り回り、階段を昇り降りする高校生の集団。彼等の行動に理由はない。ただ、“走りたい”という衝動の赴くままに走り続けているのだ。いつかハムスターの檻から抜け出せることを夢見て… というわけで学校の階段。FBコラボアンソロジーでこの作品を知りました。エキセントリックな内容の割には大人しめな文章。意味のないことに情熱を燃やしているのは『ベン・トー』に似ているかな。生徒会執行部との闘いや“筋肉研究部”“保育部”“社交ダンス部”といった面白い部活の登場に今後も期待。
  • 空箱零士
    2017/01/14
    ★★★☆ やりたいことは分かるが足りない。それが率直な感想だ。やっぱり「学校を走る」という行為と「それをやりたい」という情動とのバランスが取れてない印象は受ける。基本的に敵は生徒会とごく一部の生徒くらいで割と優しい世界じゃないか。何か階段部にしても生徒会にしても、言ってることが「私は~したい(と思う)」といった「情動」で肝心の「行為」に対する説得的な言及があまりない。「イケナイのは分かるが○○したい」と、それに対する感情的な「○○はイケナイと思います」だけで説得力を持たせられるほど、「反倫理」は甘くない。
  • 星野流人
    2011/11/15
    ビバ青春のムダ足! 学校の中を走り回ってレースをするという、はた迷惑な競技に熱中する高校生たちの物語。こういった特異な設定の作品にありがちな、半ば無理矢理な入部。よくある生徒会や教師との確執。そしてやや腹立たしい態度の従姉妹。これは自分には合わないな〜、と序盤から中盤にかけては投げやりな気持ちで読んでいた。しかし終盤、ライバルとの対決が近づいてくるにつれ、徐々に気分が盛り上がってくる。あれあれ? おもしろいじゃないの?
  • 524
    2014/06/01
    ☆8 【スリルを求めて】学校の階段を全力疾走する少年少女のスポーツコメディ。アンソロやコミック版で知っていた作品だが、文章で読んでみるとまた違った印象を受ける。ぶっちゃければただ走るだけ、それを競技の問題点含めて一つの作品として描ききったところは評価したい。従姉との確執が割と適当に解決しちゃったきがするのがラブコメ的にもったいないのと、階段レースのフィジカル的な面をもっとクローズアップしてほしかった。【起き入りキャラ:神庭希春】