黒猫とショコラトリーの名探偵 月夜の猫会議
発売日 :
2025/05/23
将来の名探偵×天才科学者の助手×黒猫が贈る、甘く謎香る日常ミステリ!
ショコラトリーの2階に探偵事務所を構える志貴恵大(しきけいた)の夢は、いつか名探偵になることだ。そんな彼の助手になったのは天才科学者の新家明(にいのみあきら)。ある日、恵大は明から、重大な話があると相談を受ける。彼は月夜に飼い猫・6(ろく)の不思議な猫会議を目撃したらしい。現地調査に向かうと、予想外の事件に繋がって……?
ほか、タクシーで見知らぬ場所に連れていかれたと訴える女性の依頼や、警察から捜査協力の依頼も!? 探偵達の猫ミステリ!
ほか、タクシーで見知らぬ場所に連れていかれたと訴える女性の依頼や、警察から捜査協力の依頼も!? 探偵達の猫ミステリ!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041161012
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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雪紫2025/06/0838ねこ、ネコ、猫会議(おいこら)。今回やな動機が多め。清濁併せ呑むのは大切なことだけど、AIに伝えるのは早いのか考えさせられてしまった。特に1話の犯人とその被害にあった人々を考えると。3話は犯人より猫ホテルがあれだし・・・。ただ、6は見通してわかってるのよね。
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小梅さん。2025/06/2112今回は、ロク目線のパートがあったのが嬉しかった。 ロクってば、やっぱりヒトの言葉を理解しているw 猫会議を見てしまったことを悩む明が可愛くて微笑ましい。 そこをまじめに考えちゃうのって好き。 ロクが、事件の解決に大きく寄与するのも嬉しい。 しかし、犯人の思考回路にはぞっとする。関わりたくないわー。 3編目はともかく、1、2編目の犯人、最悪。 3編目も猫を利用するホテルはちょっとイヤ。 続編は、ロクがさらに活躍するといいな。
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みにみに2025/06/1912シリーズ2作目。警察コンビから依頼が持ち込まれるようになった探偵の恵太。微妙にうまく使われている気がするのは気のせいだと思いたい。まぁ依頼あまり来ないからちょうどいいのかも。そしてAIのゾーイを駆使して探偵助手よろしく周りをうろつく天才科学者の明君。人間に興味を持たない彼じゃなくても今回の事件の真相では何となく動機があんまり理解できないわ。何とも現代的。でも事件解決に貢献する賢い黒猫が出てくるから読んでしまうのだよな。猫会議って現実の猫たちもどこかでこっそりやってるのかしら。いつかその現場を見てみたい。
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みどり2025/05/259ネタバレあり2冊目。6は当然のように人語を解すんだけれど、「ゾーイ」が「猫語」を解しているか、ちょっとした謎がまた一つ生まれた感じ。こちらも、「日常の謎」系。この後「ホームズ」なので、しばらく日常の謎を追うのかな、私(笑)でも、それぞれ作者さんも違えば、舞台も違うのでそれはそれで比較するのも面白いな。閑話休題、高里椎奈作品はどんどん薄くなる(のに値段は下がらない)のが気になるといえば気になる。
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陽ちゃん2025/06/147シリーズ2作目。探偵の恵大とAIのゾーイを駆使する大学生の明、黒猫の6が事件の謎を解いていきますが、彼らの繋がりが密になってきた感じがします。そして、謎の持ち込み役?として、刑事の月川と鳥羽のコンビが登場。これからも彼らに振り回される予感しかしませんね。
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