姫騎士様のヒモ 6

発売日 : 2025/05/10
ヒモは再び容疑者に――主従の罪に審判の時が訪れる。
★TVアニメ化決定! シリーズ累計20万部突破★
「たとえ地獄に落ちようと、お前が一緒にいるのなら構わない」
「俺だってそうさ」
『隠し財産』騒動も解決し、『解放』の解毒薬も完成して、すべて順風満帆かと油断したその時。ついにマシューの正体が聖護隊のヴィンセントに知られてしまう。マシューが再び犯人に見定められると、執拗な捜査は主のアルウィンにまで及ぶ。一方、街では太陽神や大地母神の信徒が水面下で争い、そこに裏社会の人間までもが複雑に絡みあって、街は再び混沌に沈もうとしていた。
 ――果たして主従の罪は白日のもとに晒されてしまうのか? 加速する異世界ノワール第6弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 880円(本体800円+税)
  • ISBN: 9784049165036

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みんなのレビュー

  • よっち
    2025/05/11
    隠し財産騒動も解決し『解放』の解毒薬も完成。順風満帆かと油断したタイミングで、ついにマシューの正体が聖護隊のヴィンセントに知られてしまう第6弾。かつての仲間ナタリーの不用意な発言をきっかけに、ヴィンセントの立証のためなら手段を選ばない追求が始まって、その執念には凄まじいものがありましたけど、綱渡りの苦境を乗り切ったマシューとアルウィンの信頼関係があって、太陽神や大地母神の対立に、裏社会の人間も絡む厳しい状況は今後も続きそうですが、思わぬ再会を果たした彼女がどういう反応を見せるのか続刊が気になるところです。
  • のれん
    2025/05/11
    ネタバレあり
    ヴィンセントへの作者からの歪んだ寵愛を感じる(笑) 不憫極まりないのに、愚直にした彼の正義故に、嘘に敗北する。逆に妻が怖いわ。やるときは彼女こそ問答無用で殺しに来そう。この辺、世間からのルールではなく個々人で決着をつけようとする胆力は確かに女性にある気がする。 案外アルウィンのラストも世間からの重荷など関係ないとするエンドなのかも。きっと今作にはそういう決断する女が似合う。なんか丁度良くフラれそうな唐変木も来たしな(笑)
  • たまご
    2025/05/17
    遂にマシューの正体がヴィンセントに知られてしまう。そこから始まる執拗な追跡はマシューのみならずアルウィンへも矛先が向くことに。ありとあらゆる手を使い外堀を埋めて行くヴィンセントに対し、何事も冷静に対処して行くマシューにも焦りの色が…。二人の知恵比べは緊張感増し増しで読み応え抜群でした。二転三転先の読めない展開に手に汗握る。そんな中、水面下で暗躍する裏社会の組織と大地母神。テンポラリー・サン不調の中で新たな切り札も登場するのですが、やっぱり戦闘シーンの描写は並みじゃない。久々の新刊でしたが大満足です。
  • どんぐり@京都の何処かで
    2025/07/12
    良き巻でした。ストレスが無いっ!さらっと伏線の「サリエエリ」「アグリネス」どちらかがマシューの元恋人。難儀だねぇ。今のところナタリーでお腹いっぱい。濃いんだよ。何だか宗教戦争の様相の中、マシューはヴァネッサ殺害を当然疑われ、アルウィンも薬物使用を疑われ。でも何だかね、この二人の信頼関係は。不思議。一緒にお風呂入る?嫌だ。のくだりが好き。さて、今更の婚約者登場。
  • 椎名
    2025/06/03
    これまでで一番の危機となった気がしたが、正しさを貫くこうとするからこそ敗北するヴィンセントとあくまでアルウィンのことだけを考えるマシューの対比のような決着になった。ヴィンセントとてヴァネッサのことを考えていたことは間違いないが、そこには世界や世間、道徳や信念という様々なものもまた抱えていた。アルウィンとマシュー二人が正当に裁かれることがあるならこのタイミングだろうと思っただけに、この危機を乗り越えた今最後まで二人は全てから逃れ続けて走り切るのだろうという印象を受けている。アニメ化も楽しみ。