呪い子と銀狼の円舞曲
発売日 :
2025/05/15
声を封じられた少女は、銀狼の青年と惹かれあう。愛と孤独との西洋浪漫物語
幼い頃に犬神の呪いで声を封じられた令嬢・宵子。家族に見放され、幽閉され生きてきた。
ある日妹に押し付けられ鹿鳴館の夜会へ出席した宵子は、ドイツ貴族の青年・クラウスと出逢う。言葉の壁を越えて惹かれあう二人。
そしてクラウスの計らいで実家から救い出された宵子は、彼の館で初めて幸せな時を過ごした。
一方で帝都での人喰い獣の噂に落ち着かないクラウス。宵子は違和感を覚えながら彼を想い心配する。耳に届いた言葉『薬』とは何を意味するのか――。
孤独な二人が優しい愛を紡ぐ西洋浪漫物語。
ある日妹に押し付けられ鹿鳴館の夜会へ出席した宵子は、ドイツ貴族の青年・クラウスと出逢う。言葉の壁を越えて惹かれあう二人。
そしてクラウスの計らいで実家から救い出された宵子は、彼の館で初めて幸せな時を過ごした。
一方で帝都での人喰い獣の噂に落ち着かないクラウス。宵子は違和感を覚えながら彼を想い心配する。耳に届いた言葉『薬』とは何を意味するのか――。
孤独な二人が優しい愛を紡ぐ西洋浪漫物語。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 814円(本体740円+税)
- ISBN: 9784040758831
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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さっきぃ2025/09/026真上家の令嬢であるおしゃべりな宵子が幼い頃犬神の呪いで声を失い、呪い子として家族に虐げられて育ってきた。双子の妹暁子の身代わりで夜会に出た時に出会ったドイツ人のクラウスにときめく。宵子の家族が本当にひどい。自分の実の娘をそこまで邪険に扱えるのか。そして暁子のワガママ放題は呆れるし、父親と暁子の婚約者がひたすら気持ち悪い。虐げられていた女の子が幸せになる話、とてもいい。クラウスの狼姿素敵。
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アマノサカホコ2025/07/256ネタバレあり大阪市図書館。犬神様の呪いで声が出せなくなりいない者として扱われて...虐げられていた妹にヒーローに会わせてと願うのは違和感しかない。ヒロインが自力で状況を打開しようとする努力が見えずヒロインの成長を奪ってる。ヒーローがヒロインを救出する流れに持ち込むならばお礼だけでもと手紙を出すために家を抜け出そうとして見つかり牢屋に監禁が自然だと思う。話せないヒロインにとって手紙は想いを伝える貴重な手段。だからこそ背景に合った行動の積み重ねを丁寧に描いてほしかった。呪いの真相が気になり最後まで読んだが構成が惜しく★★
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京2025/07/084ネタバレあり幼い頃、犬神の呪いで声を封じられ家族からも見放された令嬢・宵子は妹の身代わりで夜会に出席しドイツ貴族の青年・クラウスと出逢う。クラウスの計らいで実家から救い出され幸せな日々を送る宵子だったが帝都では人喰い獣が現れていて…。宵子はクラウスのためにドイツ語を勉強し、クラウスは宵子のために日本語を勉強するのがよかった。互いへの思いやりが素敵。春彦、ちょいちょいヤバめな言動してるな~からの終盤は王道悪役になっててワクワクしました。モラハラ男のにおいがした。宵子がクラウスをもふもふするところが好きです。
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