孤独な宝石商は恋を知る
発売日 :
2025/05/01
身分を隠した仮初の国王×石吐病を発症した宝石店の店主
グレイト・ラピス王国は、宝石の精に愛された国と言われており、国中から様々な宝石の原石が採れ、それらを輸出して栄えている。大切な人に宝石で作られた指輪を贈る文化があるこの国では、ルベルが経営するクラリス宝石店で指輪を作りたいという人は絶えない。しかしルベルは人前に顔を出さず、顧客とのやり取りは伝書鳩を通じた手紙だけ。クラリス宝石店は、店舗すらどこにあるかすら明かしていない。ある日、山を降りて買い物をしていると、怪しい商店に騙されそうになったところをゼノに助けられる。しかしゼノは宝石に対して、嫌悪感を抱いているようで…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 858円(本体780円+税)
- ISBN: 9784041161623
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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ユキモリ2025/05/235ネタバレあり未登録の前の作品も海賊らしくない海賊の話だったけれど、こちらも王様攻が秘密で街の自警団トップをしている設定が駄目だった。時間の捻出が謎だし平穏な時ならまだしも結構不安定な立場なのよね。というわけで次はもういいかな。
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葵上2025/05/273設定が多すぎる気がする。もっと分厚く書き込んでもらいたいなぁ。もったいない。
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しゅう2025/05/252ネタバレあり随所に宝石の話が散りばめられていてキラキラしいお話でした。宝石キラキラが好きなので嬉しかったです。が、王様自由過ぎです。王様が受けの森の中にある小屋で暮らして城に仕事をしに行き夕飯の買い物をして帰るって…会社員の旦那さんじゃないんだから笑
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かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ2025/05/031ネタバレありイラスト素敵。カバー買いしてしまった。なかなかピュアで良い話だった。ルベルは幻の宝石店の店主だけど、人前で顔を見せないように暮らしていて、妖精に愛された人間が持つ瞳をもってる。そのせいか誰かを好きになると宝石を吐いて死ぬという病にかかると言う…人と関わらないように過ごしていたが、ある日街で怪しい店に連れて行かれたところを助けてくれた青年のゼーと仲良くなる。次第に惹かれてあっていくうちに案の定石を吐いてしまうが…。ゼーの正体すぐわかったけど切なさあり、恋心あり終わりも良き。親世代の顛末もあり救われた。
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