その呪物、取扱注意につき 歪な神様
発売日 :
2025/04/25
”特定危険呪物”登場! 呪物を紐解くオカルトミステリ第2弾!
警察庁「特定事案対策室」。その調査対象は、怪異や呪いが原因の異常な出来事だ。
そこに所属する調査官の成瀬義人は、「脚のない子供の幽霊を見た」という骨董店店主の相談を受ける。
その原因が、彼が入手した人魚の木乃伊(ミイラ)にあると見抜いたのは、天才霊能者の九尾天全。
成瀬は彼女と共に調査を始める。
一方対策室には、呪物人形「ポペット」による呪殺の相談が持ちこまれ……。
”特定危険呪物”登場! 呪物を紐解くオカルトミステリ。
そこに所属する調査官の成瀬義人は、「脚のない子供の幽霊を見た」という骨董店店主の相談を受ける。
その原因が、彼が入手した人魚の木乃伊(ミイラ)にあると見抜いたのは、天才霊能者の九尾天全。
成瀬は彼女と共に調査を始める。
一方対策室には、呪物人形「ポペット」による呪殺の相談が持ちこまれ……。
”特定危険呪物”登場! 呪物を紐解くオカルトミステリ。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 836円(本体760円+税)
- ISBN: 9784041160992
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みんなのレビュー
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mihya2025/07/1534途中はこりゃ手に負えないのではと思ったが、ラストは意外とあっさり。結局、呪うのは人間。
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雨2025/06/1228ネタバレありコミカライズも楽しみ。 キャラの掛け合いが楽しい。
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よっしー2025/06/2821シリーズ2作目。ポペット人形って、一時期大ブームを迎えていたなと(人形の呼び名は知りませんでしたが…)、懐かしくなりました。その反面、今回の様に呪具として成り立ってしまうのであれば怖いなとも感じました…。そして、神様に対してもあまり救いが感じられず、やはり人間は身勝手な生き物なのだと思ってしまいますね。前作に比べたら、やや文章が読みやすくはなっていたのですが、読みにくいという感じはまだ残っていました。
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petitlyz2025/07/1418人が亡くなっているという通報で駆け付けた家で、2人の警察官のうち1人は死亡、1人は何か月も意識不明で入院。しかし、意識不明から回復した交番勤務の警察官 成瀬は(死ななかったから)何かの守りがあるという理屈で、警察庁特定事案対策班にカナリアとして呪術対策の仕事のために異動することになる。呪う為にあれこれろくでもない事をする人が出てくるのに不謹慎だけど、なかなか面白かった。
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冬野2025/05/1410オカルトホラーミステリのシリーズ二作目。今回登場するのは人魚のミイラ、呪いの人形・ポペット。擦れた雰囲気の夏目先輩の過去話も描かれ、こんなの知ったら彼を好きにならずにいられない。人魚のミイラ作りを生業にしていた人の顛末、やはり呪物より何より人間が怖い。人ならざる存在に心を寄せた帰結は、この手の小説では珍しくて印象的だったし好き。現在と過去を反復横飛びする構成には慣れたけど、一巻よりどうしてか文章のクセを強く感じた。新潟駅の描写がずいぶん具体的だなと思ったら作者さんは新潟在住なんですね。なるほど。星:4/5
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