小さな国の救世主 なりゆき軍師の巻

発売日 : 2006/01/25
武装したきれいなお姉さん×可愛い女の子=大冒険!
見渡す限りの大草原──。 中央アジアの辺境にあたるその地に、天山龍也はいた。
「たしかに俺は、人とは違う体験をしたかったんだけど……」
 治安の悪い国・セリカスタンで、パスポートも金も取られた龍也にできるのは途方に暮れることだけ。そんな彼の前に、サラサと名乗る美しい女性と、リューカというまだ14、5歳の可憐な少女が現れた。
 二人はある部族の代表だが、内乱が勃発した今では、政府に追われるお尋ね者だという。
「姫とお前で、セリカスタンに旅行に来た新婚さんに化けるんじゃ」
 行く宛てもない龍也は、否応なしにその逃避行に巻き込まれ……!? “いまどきの救世主の物語” ここに開幕!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784840232760

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みんなのレビュー

  • dorimusi
    2024/05/03
    現代設定でこれやるかー。土地柄、兵装は古いといえば古いけど……主人公のキャラ設定もイタすぎるしちょっと受け入れにくいなーと重いんがら読んだ。なりゆき軍師かも知れんけど、軍師とは言いたくないなーー。戦闘中は完全に安全圏にいるし尊敬を集める理由が微妙。ヒロインからの好感度が上がる要素はどこにあったんだろう?
  • nas
    2020/05/02
    なんだろうこの懐かしさは。こういう感じって今ないな。外国を観光してた日本の高校生が内乱に巻き込まれて反政府側の部族の姫様と行動を共にする的な。主人公が普通の高校生すぎて日本社会からいきなり生き死にの環境にぶち込まれてこの価値観のギャップどうやって埋めていくんだって興味がある。ただ、じっくりやってるというか地に足がついているというかはっきり言って主人公に何の能力もないので異世界系とか今どきの気持ちいいところをガンガン出してくる状態に慣れてるとちょっと辛い。巻が進めばいい感じの台詞を言ってくれそうな気もするが
  • 浮草
    2018/08/28
    普通の少年とたおやか美少女、そしてつよーいお姉様の鷹見さん鉄板の組み合わせ。「宇宙軍士官学校」「でたまか」と遡ってきたので今度の地上での戦いはある意味、目新しい。ネット掲示板で軍事ネタの解決策を求める、イマドキさ。ネットが繋がらなくなったらどうするのかなぁ、と思いつつ次巻へ。
  • Humbaba
    2016/02/18
    一人が抱えていられる情報には限りがある。また、いくら多面的に視る能力に長けているとしても、当事者であれば完全な客観性を持ち続ける事はできない。当事者でなければみられないものもあれば、外からでなければ見られないものもある。自分の無力を知っておけば、正しく他人の力を借りる事ができる。
  • 柏葉
    2012/11/04
    内戦が勃発した中央アジアの小国で、戦に巻き込まれた少年が主人公。ライトノベルとしては珍しい題材。美少女に惚れ、成り行きで少数民族である彼女らに着いていかざるを得ず、未熟な身であることを自覚し、戦いに挑む。ちょこちょこ山場があるので、文章量は多いが、先が気になって一気読みした。 結局主人公がネットの力=本人のものでない知識を使って役立ったのが気になる。彼じゃなくてもできることだし、彼が頭でっかちなのには変わりがないじゃないの。