准教授・高槻彰良の推察EX 3

発売日 : 2025/03/22
高槻ファミリーの大切な「思い出」と、推しキャラエピソード満載の番外編!
ゼミ合宿の写真を見ながら、
尚哉は写真にまつわる高槻の講義と、
ある絵についての依頼を思い出す。
それは女子校の美術部にある絵で、
「絵から抜けだした女を見ると呪われる」らしい。
高槻は早速調査に向かうと言い出すが……。
ほか、ゼミ合宿の裏側で起きていた、沙絵、そして難波のお話や、
イギリス時代の渉と高槻の
「妖精が入っている箱」についての切ない秘密、
佐々倉の誕生日祝いなど、
謎と思い出がいっぱいの番外編!

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みんなのレビュー

  • みっちゃん
    2025/04/02
    ネタバレあり
    楽しみにしていたシリーズ新刊、EX3。あの合宿、樹海での事件『入ってはならない場所』を八百比丘尼の沙絵、難波君の視点から描いたアナザーストーリー2編。あの日の出来事に厚みが加わる。沙絵さんの「よっちゃん」との関わりが切ない。そして難波君、ほんとに良いヤツだなあ。君の存在は尚哉の支え、救いになってるよ。最終話『誕生日を祝おう』アキラ先生が何故ここまで誕生日を大事にしているのか、その理由が何ともやるせない。シリーズが終わる時、あの人がアキラ先生を受け止められるようになっている事を心から祈ります。
  • ちょろこ
    2025/04/02
    せつないB面の一冊。沙絵さんと難波君の章がいい。前回のゼミ合宿がA面ならこちらはB面、氷室冴子さんのなぎさボーイ、多恵子ガールのよう。あの時の心情を重ね合わせると二重に沁みる。沙絵さんの明るさの裏側を知るとせつない。難波君は本当に尚哉のことを気にかけてくれてる、今回も親友の証を見せてくれてますます良きボーイ。健ちゃんのバースデーもうるっときた。ここにも思い出という、きちんとアキラ先生を繋ぎ止めてくれる太い糸があることを感じ涙。久々の渉おじさんもやっぱり素敵。11巻のあの時、12巻へと逸る気持ち、実に巧い。
  • mariya926
    2025/04/14
    数少ないシリーズで楽しんでいる本です。誕生日は生まれてきてくれた日を感謝する日っていうのは、いいですね。細かい部分も細くされつつ、人魚については、どこかで読んだことがある気がしました。
  • はにこ
    2025/05/27
    美術部の金曜の幽霊、本編の樹海の話、高槻がロンドンにいたころのお話。沙絵や難波、渉などの目線で描かれていて、スピンオフっぽくてよい。不死身の沙絵さん、切ないねぇ。そんな悲しい定めながらも人間好きなの素敵だよ。今後、他シリーズの人々がもっと出てきそうな予感だねぇ。
  • ひさか
    2025/05/02
    2025年3月角川文庫刊。14作目。書き下ろし。美術準備室の女、山の向こう、俺の友達の地味メガネくん3、妖精の小箱、誕生日を祝おう、の5つの連作短編。山の向こう、俺の友達の地味メガネくん3は前回の話の別視点の話で、損したような気がする(紗絵の秘密のいくつかがわかったからそうでもないか…)。総じて、進展の要素はゼロ。異捜の山路は、かなりの理由ありなのだろう。気になる。