愛しい幻獣王と七つの夜を越えて
発売日 ：
2025/04/01
幻獣×仙人を目指す異民族の青年による本格中華風ファンタジー！
幼くして母を亡くし、その出自から孤独の身となった青嵐は、仙界から逃げてきたという幼い幻獣の炎狗に拾われ「家族」となった。だが、山奥の庵で二人穏やかに暮らしていたある日、青嵐は王族である仁賢公子に誘拐され、彼の代わりに各国の公子が守護幻獣とともに昇仙を競う『七つ夜の儀』に参加するよう命じられてしまう。命をも脅かされる危険な儀式の最中、「番になってお前と一緒にいたい」と炎狗に恋われて心が揺れる青嵐だが、青嵐にはその気持ちに応えられない理由があって？
- レーベル： 角川ルビー文庫
- 定価： 814円（本体740円＋税）
- ISBN： 9784041160008
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
きょん2025/09/275幻獣×赤い目の青年。受けの出生の秘密が周囲は薄々察していても本人が気づかないパターンなので、一人称の小説だと読み手も最後まで気づかないのが若干叙述トリックぽかった。闇落ちしてしまったラスボス位置の索冥真君が切ない。
-
子なめこ2025/08/232ネタバレあり幻獣×魔族の血をひく(本人談)ため赤い目をしており人里を追われた2人が家族になってからの話。自国の王族に騙されて七つの国の選ばれし者が集まり最後に残ったものが仙人になるチャンスを得られる行事に参加する。受けは自分に穢れた魔族の血が入っていると思っているため攻めを穢してしまうと思い気持ちを受け入れられなかったが、行事で生き残ったことで受けも攻めと同じ幻獣の力に目覚め、仙人になりたかった理由の同じくらいの寿命が欲しいを仙人にならずとも叶えハピエン。さらりと読める。
powered by
レビューをもっと見る
