ツッコミ待ちの町野さん
発売日 :
2025/02/07
文化部男子×運動部女子。ツッコんだら負け?な異文化交流ラブコメディ!
「水泳部の町野さんはいつも部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに、永遠に感じられた夏休みの部室。けれどこの夏が終わるとき、ふたりのドミノが一斉に倒れ始める――」
「いきなりラノベっぽいあらすじを語り始めてどうしたの、町野さん」
「オタクに優しいギャルなんていない! でも文化部男子と仲よくしてくれる運動部女子はワンチャンいるかも――!? 異文化交流ラブコメ、ここに開幕!」
「ラノベあらすじに特有の、よくわからない『――!?』を使いこなして――!?」
「いきなりラノベっぽいあらすじを語り始めてどうしたの、町野さん」
「オタクに優しいギャルなんていない! でも文化部男子と仲よくしてくれる運動部女子はワンチャンいるかも――!? 異文化交流ラブコメ、ここに開幕!」
「ラノベあらすじに特有の、よくわからない『――!?』を使いこなして――!?」
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784049161038
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電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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オセロ2025/02/1545ネタバレあり微妙。ボケとツッコミの応酬がいつの間にかラブコメに発展しているのは良かったですが、ここまで会話が中心だとストーリー性が希薄に感じられてしまう。そして、何より肝心のコメディの部分が全くと言っていいほど自分には合わなかった。
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芳樹2025/02/0932ボケる女子にツッコむ男子。ドミノ部所属の陰キャ男子・二反田くんと水泳部所属の陰キャ女子・町野さんによるショートコント集的な連作短編集、と見せかけたじれったいラブコメ。前半は前述の通りコント集的に思えましたが、しだいに ”ラブ”面が増していき、気が付いたら二人のやり取りがまるで「夫婦」漫才のようになっていく展開が刺さりました。お互い相手の自分に対する気持ちを察しながら、二人とも関係を進められないというもどかしさもジレジレラブコメとして良きですね。続編を楽しみにしています。
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よっち2025/02/0927いつも部活が始まる前に、二反田しかいないドミノ部に顔を出す水泳部の町田硯。文化部男子×運動部女子のツッコんだら負けな異文化交流ラブコメディ。コント仕立ての会話でボケ倒す町野を、ツッコまずにはいられない二反田。ボケては返すの言葉尻や恋も他愛もない会話。毎日は一瞬なのに永遠に感じられた夏休みの部室。時には2人で出かけたりもしながら、かけがえのない交流を積み重ねて、二反田の友人アフロ八木や彼と同じ中学出身の雪出、ファッションヤンキーの安楽寝、調理部の坂本といった面々も絡めながらの楽しい日々は青春していましたね。
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わたー2025/02/1522★★★★★面白かった。ドミノ部に所属する主人公と、部活前に彼の元へ足繫く通う水泳部の町野さん。一見すると不釣り合いにも思える二人の、気の置けない掛け合いを楽しむ日常コメディ。あらすじの段階で町野さんがボケ倒していたので、嫌が応にも期待値の高かった作品だったのだが、読んでみるとその期待を遥かに超えて面白かった。作中でも冗談めかして言っていたけど、オタクにも理解のある運動部系女子っていいよね。主人公の自己肯定感が低いので、時折、不用意な発言で彼女を不機嫌にしてしまうところこそあれど、
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のれん2025/02/1720ネタバレあり絵柄からして『僕ヤバ』を意識した作風なのかもしれない。自分に自信が持てない少年に寄り添う自信気な少女。少年が徐々に気持ちを声高にする変化につれて、少女が逆に臆病になってしまう。逆転の甘酸っぱさ。ラブコメの王道。 しかし、今作の全てのキャラ台詞が長くメタ・サブカルネタの比喩を交えるため、基本的に真面目にならない。 いや構成はそうでも、会話文からラブコメ性を抽出するのはそれなりにラブコメ漫画を読み、シーンを想像できるよう「訓練」する必要があるだろう。 個人的には漫画にした方が良いと感じてしまった。
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