俺の愛娘は悪役令嬢 1

発売日 : 2025/01/24
俺の可愛い娘を、悪役になんて絶対させない!
乙女ゲーム「蒼乙女の幻想曲」の世界の悪役令嬢の父親に転生したことに気づいたヴォルフガング。魔法がろくに使えないことで両親から見放され、公爵家の長子でありながらも将来は伯爵になる予定だった。しかし、次期公爵の幼い弟を残して両親は他界。ヴォルフガングは弟が成人するまで公爵代理として過ごすことになる。やがて愛する女性カサンドラと結婚し、愛娘ルイーゼを授かるが、娘が四歳の年に妻は病死してしまう。ゲームのシナリオでは妻の死を契機にルイーゼはワガママな悪役令嬢に育っていくのだが、ヴォルフガングは悲しみを乗り越えて娘の幸せのために立ち上がる。
「俺の可愛い娘ルイーゼを、愛しい妻の忘れ形見を、悪役になんて絶対させない」
これは、ゲームシナリオという名の運命に逆らおうとする父親の奮闘記。
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784046844590

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みんなのレビュー

  • ひぬ
    2025/05/09
    ネタバレあり
    【読み放題】乙女ゲームの悪役令嬢の父親に転生したヴォルフガング。弟が成人するまで公爵代理として過ごすことになりますが、愛する妻が愛娘のルルを残して他界してしまい…ルルを悪役にさせないためにゲームシナリオに逆らおうとする彼の奮闘の物語。これは面白かった。家族愛はもちろん、友人のペベルとの関係性も最高でした。最終的にはシナリオからは離れましたが、それでも変わらない部分もあり。思い通りにはいかない部分があるところがむしろ良かったです。あの王子は相当ヤバいのでこれからどんな風にやり込めるのか楽しみです。
  • 翡翠
    2025/01/24
    ネタバレあり
    悪役令嬢の父親というパッとしない役なのにストーリはめっちゃ良かった!本編まではまだだけど既に本編とは大きく変わっているのでどうなっていくのか気になるので続きも楽しみです。 「蒼乙女の幻想曲」の世界の悪役令嬢の父親に転生したことに気づいたヴォルフガング。ゲームシナリオという名の運命に逆らおうとする父親の奮闘記。
  • 尚侍
    2025/02/14
    ものすごく面白かった。この手の育成系は意外とバランスが難しく、親バカぶりが際立ってしまうと食傷気味になってしまうのですが、本作の場合そのあたりがうまく調整されているだけでなく、適度に緊張感のあるイベントが続くので読んでいて楽しかったです。現時点で既に悪役令嬢化する可能性はないと言っていいでしょうが、それ以上に大きな問題が起こっているので、この難局をどう乗り切るか、またその先にどういう展開が待っているか、続きが楽しみです。
  • ユウ@八戸
    2025/02/22
    ネタバレあり
    これは良い家族物語。乙女ゲームの悪役令嬢の父親に転生していた主人公・ヴォルフガングがシナリオに逆らうため奮闘するお話。プロローグで妻と死に別れ、彼女との約束もあり愛娘ルルに愛情を注ぎまくる日々。弟が育つまでの公爵の代理、という複雑な立場で、公爵にならない理由に相応のハンデがある、と展開と設定に無理がないところがとても好き。どんどん読みたくなる。ペベルとの友情がしんみり熱い。あとこの手のお話では珍しく教会の腐敗がなくて、うっすら神がいるような発言してるよなぁ、と思ってたら。2巻すんごく楽しみになりました。
  • 八岐
    2025/04/21
    ネタバレあり
    ★★★☆ 面白かった。これ主人公のパパ、端から見たら相当に尖った難しい人物だな。原作とは性格が違うと本人は思ってるみたいだけど、実はそれほど変わらなかったんじゃないだろうか。原作ルートから外れたのは娘が悪役になってしまうと知っていた事と、娘の前で亡き妻を思って泣いてしまった事がきっかけだっただけで、ルルが心開いてなかったらあんまり原作と変わらない展開だったじゃないだろうか。原作でもパパ、娘のために動いていたみたいだし。