Unnamed Memory-after the end- 5

発売日 : 2025/01/17
世界から逸脱した王と魔女の果てしない旅路――新章第5巻!
「さあ、思考会議を始めましょう」
 外部者の呪具と、どこかに生まれ直すであろう夫を探して旅をするティナーシャは、久しぶりに戻った魔法大陸で不思議な行方不明事件に遭遇する。大陸のあちこちから思考委員として何人もの人間が同時に攫われ、帰ってこないというのだ。
 水の魔女カサンドラの助けを借りて、ティナーシャは一人事件の解明に挑む。そこには世界滅亡回避のために話し合いを繰り返す呪具が待っていた――。
  • レーベル: 電撃の新文芸
  • 定価: 1485円(本体1350円+税)
  • ISBN: 9784049161434

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

電撃の新文芸の新刊

  • 悪の皇女はもう誰も殺さない 2
    悪の皇女はもう誰も殺さない 2
    いい皇女様になるために、生前と真逆の行動をとれ!?
    やきいもほくほく (著者) / 香村羽梛 (イラスト)
    発売日: 2025/08/16
    電撃の新文芸
    試し読みする
  • 異世界帰りの勇者は、ダンジョンが出現した現実世界で、インフルエンサーになって金を稼ぎます! 4
    異世界帰りの勇者は、ダンジョンが出現した現実世界で、インフルエンサーになって金を稼ぎます! 4
    最強の配信者が月のダンジョンで発見したのは、異世界の女神様!?
    Y.A (著者) / ぷきゅのすけ (イラスト)
    発売日: 2025/08/16
    電撃の新文芸
    試し読みする
  • 月並みな人生を歩んでいたおっさん、異世界へ 二度目の人生も普通でいいのに才能がそれを許さない件 3
    月並みな人生を歩んでいたおっさん、異世界へ 二度目の人生も普通でいいのに才能がそれを許さない件 3
    謙虚に生きようとするお人好しなおっさん、女王陛下と謁見する!?
    次佐 駆人 (著者) / 鍋島テツヒロ (イラスト)
    発売日: 2025/08/16
    電撃の新文芸
    試し読みする
  • 明けの空のカフカ
    明けの空のカフカ
    君の人生の全てが尊い冒険だ――少女はいざ、空の広さを知る旅へ!
    水品 知弦 (著者) / 森沢晴行 (イラスト)
    発売日: 2025/07/17
    電撃の新文芸
    試し読みする
  • 神の庭付き楠木邸 10
    神の庭付き楠木邸 10
    隣神との賑やかスローライフ第十弾! 神界ツアーへご案内!
    えんじゅ (著者) / ox (イラスト)
    発売日: 2025/07/17
    電撃の新文芸
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2025/01/17
    外部者の呪具と、どこかに生まれ直すであろう夫を探して旅をするティナーシャは、久しぶりに戻った魔法大陸で不思議な行方不明事件に遭遇する新章第5弾。大陸のあちこちから思考委員として何人もの人間が同時に攫われる事件の解決に挑むティナーシャ。そして奪われた力を取り戻すために鳥籠の歌わぬ鳥となったティナーシャと帝国少佐アルファスとの邂逅。懐かしい人との出会いと別れもなかなか印象的でしたけど、別離からの再会を何度も繰り返しながら使命を果たしてきた2人の何とも言葉にするのが難しいこのかけがえのない関係性も良かったです。
  • crownhermit
    2025/02/02
    ネタバレあり
    アルファスが言った"人には人の生き方があるのだ。その最後に必ず待っている死とは、決して喪失だけを意味するわけではないだろう。"という言葉が最も自分の心に響いた。
  • かなで
    2025/03/04
    ネタバレあり
    オスカーを失った後、生まれ変わりを待っているティナーシャが前提で、『円卓の魔女』『鳥籠の女』の二編。円卓の魔女では、ティナーシャの精霊たちも徐々にその数を減らしていて、改めて呪具となってしまった彼女の悠久の時を感じる。それでもこの話は、ラヴィニアがティナーシャに込めた『変質してもなお人と在れ』と願いに涙が溢れる。オスカーがいないからこそ心を擦り減らしていたティナーシャにとって、『人』に戻れた瞬間でもあったから。そして、『鳥籠の女』では最後の大陸へ。そこでオスカーはアーカシアとともに記憶を奪われている→続く
  • ゆり
    2025/01/26
    ネタバレあり
    『円卓の魔女』は書き下ろし。このはるか未来において、魔女達や精霊達その他が勢揃いして共闘するとはなんとも胸が熱くなる。ティナーシャが人から外れつつあるのが痛々しく、そんな彼女に贈られた気遣いや愛情に泣けた。ラヴィニア……!ルクレツィアさんもカサンドラもツィリーも好き。そしてまた一気に時代が飛んで『鳥籠の女』はweb版既読。なかなか鬱々とした雰囲気なのはオスカーが目覚める気配がとても薄いからかな。でも魔女の塔の再現のようなラストは挿絵も込みで最高でした。そして『青の部屋』の二人の会話は何度読んでも良い。
  • kitten
    2025/05/26
    図書館本。アンメモ、ATEの5巻。今回は、ティナーシャがメイン。久々に登場のルクレツィアほか、魔女の面々。ティリーって誰だっけ?昔のことはおぼえてないなぁ。今回は、ティナーシャがオスカーを見つける回になるけど、結末がどうなるかのかわかっていてもハラハラするね。この作者はひとのこころがないらしいから。評価、星3。この物語もそろそろ終わりかな。