TS衛生兵さんの戦場日記 4

発売日 : 2024/11/29
トウリ《過去》とセドル《現在》、二つの運命がついに交錯する――
南部戦線での快進撃により、オースティン軍はサバト軍を国境のタール川の向こうへと撤退させる。しかし大雪によって戦線は膠着、川を挟んでの長い睨み合いが続いていた。そんな中南部軍に合流したトウリは若き天才参謀ベルン・ヴァロウと出会う。彼の異様な雰囲気に恐怖を覚えるトウリだったが、ベルンは逆にトウリを気に入り、とある任務を依頼してくる。それは捕虜の女性レミの話し相手になってほしいというものだった。不信感を抱きながらも、レミが平和を願っていることを知り心を通わせるトウリ。だがそれはベルンが画策する「サバト崩し」のための布石に過ぎなかった――。
  • レーベル: その他単行本
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784047381247

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みんなのレビュー

  • なっぱaaua
    2024/12/10
    ネタバレあり
    WEB版未読。泣けた。あの人とあの人の最期で。最後の二人は幸せだったと思う。作者もあとがきで一番力を入れたシーンだという。このシーンでこの物語の格が一段上がったと感じた瞬間だった。本当に素晴らしい表現でした。ここまで読んで最推しの一つになった。ここで一部完という感じですね。序盤で何で敵国サバトなんだと思った話が最後の最後で繋がる。次巻からサバト編という訳ですね。トウリがどう生きのびていくのかが今から楽しみです。
  • 和尚
    2025/06/22
    現代の方も目が離せない四巻目。面白かったです。 現代の視点もあることによって、過去、日記の先がさらに気になるこの構成はほんと面白い。 ロドリー、アレン、トウリ。泣いてしまう。 そして、ああ、物語がつながりを見せるこの瞬間が好きです。なのに五巻がまだない。楽しみに待っております。とりあえずなろう版を読まなければ。
  • よっち
    2024/12/03
    南部戦線での快進撃により、サバト軍を国境のタール川の向こうへと撤退させたオースティン軍。一方、トウリ《過去》とセドル《現在》二つの運命がついに交錯する第4弾。出会った若き天才参謀ベルンの異様な雰囲気に恐怖を覚えるトウリが託された任務。ベルンが画策するサバト崩しから、予期せぬ事態が重なった末に陥ったトウリたちの窮地。英断が厳しい状況を変えることはあっても、誰しも対応できる限界はあって、ここでFPSの知識が活きるとは思いませんでしたけど、この結末は来るものがありますよ…現在のこの終わり方は気になるところです。
  • 八岐
    2024/12/06
    ネタバレあり
    ★★★★★ ロドリーくんロドリーくんロドリーくん(涙 ああ、何度読んでも二人の結婚の場面は泣く。こういう気持ちは自身の主観よりも客観の方が案外正しかったりするんですよね。本当に最後までトウリを守りきったロドリーくんは夫としての務めを果たしたんです。愛は死をすら越えたんだよ。この時点で、トウリは再び新たに得た家族というべき人全てを喪う。それでも彼女の人生はまだ続く。そして戦争という地獄は、ここからが本当の地獄だったと言われるほどに、奈落へと落ちていくのだ。思えばここが彼女の名前が変わっていく最初なんだな。
  • ささきち
    2025/01/28
    ここにきて言いたくなってしまったので言いますね?…この作品TS要素必要だったのかなぁー!自分の中のTSの良さは良くも悪くも恋愛要素を省いて他の部分に力を入れられるってところなんですわ、恋愛も0ではなく女性だからこそのお色気シーンも出せるからお得やん?な属性だと思うわけよ。だけどさー今回のトウリとロドリーの2人を見ちゃうとTS要素が死ぬほど邪魔!あえて良いところとして見るなら男の意識がありながらもこうなるほど世界に馴染んだというか変化したのがわかりやすいなとは思うったけど…尊いはずのシーンに雑味を感じられて