魔導具師ダリヤはうつむかない 今日から自由な職人ライフ 11

発売日 : 2024/11/25
オルディネの年末年始――ダリヤとヴォルフ、二人で楽しむ冬祭りは……?
男爵内定のお披露目を乗り越え、年末を忙しく過ごす魔導具師のダリヤ。
それはロセッティ商会も例外ではなく、仕事納めを前に慌ただしくも、どこか浮き足立った雰囲気だった。そんな中ダリヤは、ヴォルフとの『冬祭り』の約束を心待ちにするとともに、冬祭りのプレゼントを贈れる相手が増えたことに喜びを感じていた。
今年一年で広がったダリヤの縁――その縁で彼女もまた、周囲からたくさんの“贈り物”を受け取ることになる。
「プレゼントが増えたね、ダリヤ」
そして訪れた冬祭り、ダリヤとヴォルフは屋台を巡り、一年を締めくくる。迎える新年にダリヤが祈るのは――。
「共に、笑って過ごせますように――」
それぞれが過ごす年末年始は……? 魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、気持ちを新たな第十一弾、開幕!
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784046838209

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みんなのレビュー

  • こも 旧柏バカ一代
    2024/11/25
    年末年始。ひ孫に老夫婦は元気を取り戻す。若手騎士に後輩面する義足義手の老騎士たちに辟易する。やりずらそうwその中でも元気な元副団長にジャレ付かれて大けがを負う先生には合掌。元副団長も肩の骨をやっていて教会へ急行wその後に幸運にもひ孫に会える。それ、泣くやろ…その後にさらに精力的に動くようになった2人は、ひ孫達が貴族の喰い物ににされないように組織を創る。ひ孫パワーハンパない。最後のカルロの最期は、、涙
  • 南北
    2025/10/16
    ダリヤは年末の仕事納めに向けて慌ただしい日々を過ごすが、年末の「冬祭り」で屋台での食べ歩きデートをヴォルフとする。新年が明けてイルマは双子を無事出産し、双子の曾祖父となったベルニージ侯爵が陰ながら支援してくれることになった。他にもルチアの試作品から生まれることになった「遠征夜着」など楽しく読むことができたが、最後の短編でダリヤの父カルロの死をカルロの視点で描くという驚きの展開が待っていた。「ダリヤの子供が見たい」というヴォルフの勇み足な発言も実際に見られるのは当分先になりそうだ。
  • 星願月祈
    2024/12/07
    毎週土曜日に更新されるWEB版を欠かさず読んでいるので、ストーリーは、分かっているのだが… 本を購入すると、「特装版小冊子」が付いていたり、ストーリー自体が加筆されていたり、巻末のQRコードのアンケートに回答すると「こぼれ話」が読めたりするので、新刊が出ると購入してしまう。登場人物が多いので、頭の整理をするのにも丁度いい。話しは変わるが、これから面白くなるというところでアニメが終わってしまい残念でした。
  • neimu
    2025/04/18
    ネタバレあり
    一枚めくると仮面をかぶった二人の食べ歩き図が見られる。もう何度も掲載時を読んでいるけれど、そこに無い話が加筆されているから、単行本で読み返す形にならざるを得ない。編集の手が入り、あちこち整理されているのも良いが、少し楽しく、少し寂しい気持ちになるのは贅沢なことかな。とにかく、イルマたちに双子無事誕生。ベルニージさん、佳かった良かった。若者よりも年寄りの幸せや元気に応援したくなるのは世代のせいか。本の中の美味しそうな料理に舌鼓を打つには、やはり年を感じる者として、二人の健啖さに羨ましさが募る。
  • はなりん
    2025/03/23
    間違えて特装版で登録の為登録し直し。シリーズ11巻。イルマとマルチェラに無事双子が誕生。ベルジーニ様と奥様との対面が良かった。ダリヤを核にした人の繋がりがどんどん広がって、心強い。ラストの番外編でとうとうカルロさんの最期が…。ダリヤに伝えられなかった母の事が気になる。まだ本編では出てきてないですよね?カルロを死に追いやった公爵も、ダリヤが男爵になったら出てくるのかしら?ヴォルフとダリヤの仲は中々進みません。どっちもどっちだけど、そろそろ少し進展してもいいのでは。