准教授・高槻彰良の推察 11 夏の終わりに呼ぶ声
発売日 :
2024/11/25
ゼミ合宿開催! 隣り合わせの青春と異界を描く民俗学ミステリ第11弾!
高槻ゼミの一大イベント、それはゼミ合宿。
9月の初め、尚哉は仲間たちと西湖に赴く。
先輩方の中間発表、BBQに花火と様々なイベントをこなし、高槻の発案で、尚哉たちは青木ヶ原樹海へ行くことに。
そこには意外なあの人がいて……!?
ほか、派手めな女子大生からの「ドッペルゲンガーが現れる」という相談や、
高槻の因縁の場所を訪れる決意をした尚哉など盛りだくさん。
隣り合わせの青春と異界を描く民俗学ミステリ第11弾!
9月の初め、尚哉は仲間たちと西湖に赴く。
先輩方の中間発表、BBQに花火と様々なイベントをこなし、高槻の発案で、尚哉たちは青木ヶ原樹海へ行くことに。
そこには意外なあの人がいて……!?
ほか、派手めな女子大生からの「ドッペルゲンガーが現れる」という相談や、
高槻の因縁の場所を訪れる決意をした尚哉など盛りだくさん。
隣り合わせの青春と異界を描く民俗学ミステリ第11弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041154175
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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ちょろこ2024/12/18123シリーズ11の一冊。今回は3篇。ざわざわ不安感が増してばかり。やっぱり前巻のあの事件がアキラ先生の心に重く鉛を落としたんだな。それを敏感に察知している尚哉の姿がたまらない。彼も自分が存在している場所に不安でいっぱいなのに…。結局この二人は常にお互いの胸の内をキャッチしあっている、もはや手を繋ぎあっていなければいけない関係。それがいつも以上に伝わってくる。大きな決断だらけの第三章にざわざわは半端ない。尚哉の覚悟、交わした約束、結び文にうるっときた。そしてまさかのこの終わり方は初じゃない?ますます不安だらけ。
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みっちゃん2024/11/28120ネタバレありき、キター!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚とうとう!前作でちらり、とお姿だけが見えたあの方とアキラ先生がご対面!ああ、眩しすぎて目がつぶれそう(笑)そして尚也も「もう一人」と対峙。「それは『約束』か?」大丈夫なのか。前作から頻発している「代償」と共にシリーズクライマックスのキーワードになるのだろう。そしてえ、えぇ⁉ここで終わるんかい!のラスト。すぐに続きを出してもらわないと困る!
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ミキ2024/11/261012024-125:めっちゃ気になるところで終わったー。早く続きが読みたい! ホンモノと当たる確率は上がり、深町くんは異界の判別ができるようになっている。面白くなってきてる。
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こも 旧柏バカ一代2024/11/2784影踏みとドッケンベルガーの物語。富士の樹海に潜むとある存在の物語。そして、高槻が何故あちら側に行ったのか。その真相を知る者は誰なのか?そういう話をして、真相を知るだろう者に会おうとしたら、蜘蛛の糸を断ち切られる。話が振り出しに戻ったのか?それとも、他にも誰か知ってる者が居るのだろうか?あと、高哉は何でもう1人と迂闊な約束をしたんだろうな、、
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yukaring2024/12/3178今年の締めくくりにアキラ先生を。本物もそうでないものも取り混ぜアキラ先生と深町くんは今日も大忙し。でも一番大変なのはふたりから目が離せない保護者気質の佐々倉さん。刻一刻と核心に近づいてきた感のある今作では女性のドッペルゲンガーが現れる『影の病』入洞を禁止されている洞窟付近で失踪する人々、禁足地についての考察が楽しい「入ってはいけない場所」沙絵さんと“人間ではない先生”の登場もうれしい。そしていよいよ鞍馬山に向かう「夜との約束」高槻家の代償、もうひとりの思惑。次巻への引きが強すぎてもう今から待ち遠しい。
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