後宮の闇に月華は謡う 琥珀国墨夜伝 二

発売日 : 2024/10/25
天才代書屋少女が後宮の闇を暴く、大好評中華ミステリ第2弾!
幽鬼のための代書屋を営む少女、藍夏月(らんかげつ)。うっかり死んでしまった彼女は黄泉がえりの代わりに冥府の王、泰山府君(たいざんふくん)の現世での仕事を手伝うことに。
代書屋と写本府の女官の二重生活をしていたある朝、城門で王妃の侍女の変死体が見つかる。泰山府君によると冥府から逃げた鬼が事件と関係あるらしい。
その捜索を命じられる中、夏月が女官として働く写本府の上司、洪長官も事件後から姿を消していて……?

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/12/16
    うっかり死んで黄泉がえりの代わりに、泰山府君の現世での仕事を手伝うことになった藍夏月。代書屋と写本府の女官の二重生活をする中、城門で王妃の侍女の変死体が見つかる第2弾。泰山府君によると冥府から逃げた鬼が事件と関係あるらしく、その捜索を命じられる夏月。そして事件後から姿を消してしまう、女官として働く写本府の上司である洪長官。結果として派閥争いにも巻き込まれてゆく中で、彼女はなぜ難解とされる古文書を読解できるのか、夏月自身の出自もポイントになってきそうですが、王朝のこれからや夏月の選択も気になるところですね。
  • TAMA
    2025/06/26
    ネタバレあり
    まだ続くのか。思い出さないようにしている昔の記憶。ほおおお。右京さんみたいな暗号解読(今だとクイズノック?)、教養がないとわからない謎。作家の先生も理解してないと書けないだろうなと思うとスゴイ。ただ出来たらもう少しかみ砕いてー。読んでて理解がいかなんだ.すみません
  • 鳩羽
    2025/08/24
    幽鬼のための代書屋と写本府の女官と、両方の仕事を続ける夏月。王妃付の女官が死んだ事件で、上司である洪長官が禁足を言い渡される。時を同じくして、冥府から逃げ出した鬼を追って泰山府君もやってきて、夏月は再び泰山府君のために働くことになるが…。…込み入った事件、暗号、派手な立ち回りもあって、盛り沢山の展開。人間関係的に説得力があまりないので、ここぞというときに違和感が出てきたり、なんでこの人何も言わないのとか、どこに消えたのと思うことが多く、神と人間の関係とか、過去の事情とか魅力的なテーマがあるのに勿体無い。
  • tokumei17794691
    2024/11/04
    ネタバレあり
    ・巻末の参考文献を見るだけでも、かなりしっかりと世界観が作りこまれている。・泰山府君との「黄泉がえりの契約」は、満了した感じではある。ただ、夏月の出自の謎が出てきた。続くのか? 逆に言うと「夏月の出自の謎」が出てこなければ、今巻で完結との印象だった。・今回は代書屋らしく、事件のカギが漢詩だった。ただ、白文と現代訳だけなのは雰囲気が出ない。白文にルビの形で、読み下しを付すなど、読み下しも付けてほしかった。