悪の皇女はもう誰も殺さない
発売日 :
2024/09/17
いい皇女様になるために、生前と真逆の行動をとれ!?
「お父様に認められたい一心でわたくしは邪魔者を皆殺しにしたのに……」
『悪の皇女』──ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルド。
皇帝である父親・ヴァロンタンに愛されるために、気に入らないものをすべて排除していた残虐非道な彼女は、十六歳のころ、突如現れた異母妹のルイーズに全てを奪われ、悲しみと絶望を抱きながら父に首を斬られてしまう──。
しかし、なぜか次に目覚めると、五歳の頃の自分に戻っていて!?
この頃にはワガママの限りを尽くし、既に周囲から怯えられ嫌われ始めていたキャンディスは、このままではまた処刑されてしまう。
だが、まだどのような行動をすれば運命を変えられるかわからないキャンディスは……。
(そうだ、わたくしは今までと反対のことをすればいいのね! そうすれば絶対に死ぬことはないはずよ!)
前世とはすべての行動を真逆にする“真逆作戦”を実行!?
そんなキャンディスの変化に次第に皇帝たちも気付き始めて……!?
目指すは誰も殺さない、『いい皇女さま』!?
真逆の行動で未来を変える、王宮溺愛ファンタジー!
『悪の皇女』──ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルド。
皇帝である父親・ヴァロンタンに愛されるために、気に入らないものをすべて排除していた残虐非道な彼女は、十六歳のころ、突如現れた異母妹のルイーズに全てを奪われ、悲しみと絶望を抱きながら父に首を斬られてしまう──。
しかし、なぜか次に目覚めると、五歳の頃の自分に戻っていて!?
この頃にはワガママの限りを尽くし、既に周囲から怯えられ嫌われ始めていたキャンディスは、このままではまた処刑されてしまう。
だが、まだどのような行動をすれば運命を変えられるかわからないキャンディスは……。
(そうだ、わたくしは今までと反対のことをすればいいのね! そうすれば絶対に死ぬことはないはずよ!)
前世とはすべての行動を真逆にする“真逆作戦”を実行!?
そんなキャンディスの変化に次第に皇帝たちも気付き始めて……!?
目指すは誰も殺さない、『いい皇女さま』!?
真逆の行動で未来を変える、王宮溺愛ファンタジー!
- レーベル: 電撃の新文芸
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784049158755
電撃の新文芸の新刊
みんなのレビュー
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よっち2024/09/2025皇帝である父親ヴァロンタンに愛されるため、気に入らないものを全て排除してきた残虐非道な皇女キャンディス。突如現れた異母妹ルイーズに全てを奪われ処刑された彼女のやり直しファンタジー。周囲から怯えられ嫌われ始めていた五歳の自分に戻ったキャンディスが、運命を回避するため前世と行動を真逆にする真逆作戦を実行して、だんだんと変わっていく彼女に侍女たちや兄弟たちとの距離感も埋まっていく展開で、皇帝の分かりづらい態度も問題だったのでは…と思わなくもないですが、だいぶ変わってきた境遇がこれからどうなるのか続巻に期待です。
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サキイカスルメ2024/10/0616我儘がエスカレートし、父である皇帝に処刑されてしまった皇女が子どもの頃に戻っていたから前回の自分とは真逆の行動をしようと奮闘するファンタジー。面白かった!かなりシリアスに振ったやり直しものと感じました。これ主人公がおかしな方向にいってしまったのお父さんが感情表現下手すぎるのも一因よね…。主人公キャンディスが、今までと正反対の行動を心掛けた結果、少しずつ周りの人との絆が育まれていくのがよかった。弟にメロメロなのも可愛かったし、順調に超絶シスコンに育ちつつある弟くんの成長も楽しみです。イラストも素敵でした!
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ユウ@八戸2024/10/1613ネタバレあり「悪の皇女」として処刑されたキャンディスが、5歳の頃に巻き戻ったので処刑回避のため「いい皇女」を目指す物語1巻。タイトルと表紙に惹かれて買いましたがこれは良い成長もの。皇帝である父に愛されたいがために、我が儘放題で兄弟も手にかけてしまい、愛する父に斬首されてしまった一周目。その頃の感覚が残ってる序盤は、心配になるほど短気でしたが。「いい皇女」を目指したことで本当にいい子になっていく姿がとても愛いですね。可愛がってるのに怖がられまくる皇帝も。不器用すぎませんか。妹が出てくるまでの展開がすごく楽しみです。
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nishiyan2024/10/0812父皇帝の愛を得たい一心で兄弟や邪魔者を排除し続けた皇女キャンディス。異母妹ルイーズに全てを奪われて、父の手で処刑されたはずが、気が付くと五歳の頃の自分に戻っていて…というやり直しファンタジー。同じ轍を踏まぬように前回と真逆の行動を取るようになったことで起こった波紋が面白い。ここには葛藤がもちろんあるのだが、毛嫌いしていた異母弟アルチュールらとの交流によって心に変化が見られたのも良き。しかし不器用すぎる父皇帝とのすれ違いは絶望的な感じではあるのだが、簡単に打ち解けないで欲しいと思ったり(笑)。次巻が楽しみ。
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八岐2024/12/229ネタバレあり★★★☆ 誰にも愛されぬまま愛を求めて凶行に走り愛してほしかった父に殺された皇女。転生した彼女は、前回と逆の事をすれば違った未来を得られるのでは、と愛を理解できないまま表面だけ形だけ真っ当な在り方をなぞって実行している内に、感謝や親愛という前世で経験した事のないものを得られるようになり、そうやって向けられる情愛によって情緒が育てられて、彼女は誰にも与えられなかった愛を自ら見出したのである。家庭環境が明らかに悪いのが原因だったのが、変わったキャンディスをきっかけにして他の家族にも波及していくのは良かったなあ
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