レジンキャストミルク

発売日 : 2005/09/25
異世界 “虚軸” から現われた少女と、普通の少年が直面する危機――。
「先輩、朝です。 起きてください。 がんがんがんがん」
 平凡な高校生・城島晶の朝は、クールな美少女・硝子の叩く中華鍋の音から始まる。一見、普通の人間に見える硝子――しかし、その正体は、異世界 “虚軸”(キャスト) から来た特異な存在だった。
 ありふれているが、平和で穏やかなふたりの生活。だが、その日常という脆い皮の下には、奈落の闇が広がっていた……。空想と妄想の果てに産み出された異世界と現実世界。その境界線が薄れるとき、“欠落” と引き換えに異能を手にした者たちの物語が幕を開ける!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840231510

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みんなのレビュー

  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2014/03/11
    【★★☆☆☆】内容の良い悪いより、相性が悪いなと個人的に。 @HOME→煉獄姫→アカロマと藤原祐作品を逆流して読んできての本作ですが、今回は序盤から読みにくくてツラかったですね……。それでも終盤のバトルは著者の持ち味が存分に発揮された展開と勢いで良かったです。 2巻も確保済みなのでいずれ読みますが、3巻以降についてはムリはしない、という方向で考えています。
  • ソラ
    2010/08/10
    内容(「BOOK」データベースより) 全一―城島硝子。有識分体―柿原里緒。壊れた万華鏡―舞鶴蜜。そして、城島硝子の固定剤―城島晶。あらゆる空想と願望の果てに産み出されたこの世ならざる世界「虚軸」。そして「虚軸」と関わり、「欠落」と引き替えに異能を手にした少年と少女たち。平穏な学園生活の裏側で、薄れた境界線が現実に爪痕を残し、世界はゆっくりと侵食されていく…。
  • KUWAGATA
    2017/10/12
    設定や作風は違えど、通底してるものは先に読んだ「煉獄姫」と共通していると感じました。容赦のない残酷さや善悪に対してフラットな主人公、そして主人公に使役されるヒロインなど。全体的に読みやすく、先が気になる展開も見事と思いましたが、世界観がこの特殊な設定の中だけにとどまっている感じがして、ちょっと窮屈な気も。
  • 森川浴衣
    2014/06/02
    前半部分でおいてけぼりにされたが、最後まで読めば設定が分かってきてやっと面白い。
  • コリ
    2012/04/07
    ずっと未登録だったため登録及び感想を。…ほのぼのとダークのギャップが本当にイイ味出してるなぁ。そして人間の「負」の部分の描写が生々しいのも緊張感があっていい。キャラも個性豊かで、個人的には舞鶴蜜がお気に入り。ラストはもう彼女の独壇場だったとしか(笑)てことで彼女のお気に入りのセリフをP297から。…「末期の科白で弱音を吐くなよ。見苦しいからさっさと逝け……さあ、細切れになって撒き散らされるがいいわ!壊れて飛び散った、万華鏡の中の色紙のようにっ!」…いやぁカッコ良すぎる(笑)