忘れられ令嬢は気ままに暮らしたい 1

発売日 : 2024/10/25
転生少女、謎の屋敷で初めての一人暮らし。
ラビウス侯爵家の令嬢フェリシアは、父の再婚に伴って、まだ七歳にもかかわらず家を出ることになる。
新たに暮らすことになったのは、領地の辺境にある、森の中の屋敷。しかし、彼女が屋敷に到着してしばらくしても、侍女も誰もやってこない。冒険者ギルドを通じて侯爵家に問い合わせると、「もう面倒を見ないから、あとは勝手に生きろ」という返答が届く。フェリシアは、自分が一人屋敷で忘れられる運命にあることを知る。
ただ、彼女が暮らし始めた森の中の屋敷は、とても変わったものだった。何代か前の侯爵家当主の弟が住んでいたというそこには、自作らしき魔道具やおかしな畑、気になる地下室も。彼女は心機一転、謎の屋敷で、気ままな一人暮らしを満喫することにする。
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784046840226

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/10/29
    父の再婚に伴い、まだ七歳にもかかわらず家を出ることになったラビウス侯爵家の令嬢フェリシア。心機一転、与えられた屋敷で気ままな一人暮らしを始めるファンタジー。屋敷に到着しても侍女も誰もやって来ず、実家からの冷たい返答に、自分が一人屋敷で忘れられる運命にあることを知るファリシア。けれど譲られた屋敷は強力な魔道具やおかしな畑、有用な書籍が揃っていて、試行錯誤しながら自足自給の生活を整えていく一方、魔物の噂や継母の動きが怪しい侯爵家の動向も気になるものの、たくましく生きる彼女の物語をまた読んでみたいと思いました。
  • カッパ
    2025/05/08
    侯爵家から辺境の屋敷に一人で送られた幼女フェリシア。転生者で精神年齢が高い彼女は、高性能な屋敷で気ままな生活を始める。しかし、誰もいない寂しさから独り言が多く、読者も孤独を感じる。スローライフ風だが、単調な描写に物足りなさを感じる人もいるようだ。可愛い絵柄とは裏腹に、展開は淡々としている印象。
  • しまふくろう
    2025/08/13
    なんとなく買い。挿絵は可愛らしい。 物語は後妻の嫁入りで田舎の森に追いやられた女の子の話。田舎町の外れどころじゃない森の中の屋敷で一人暮らしをするというハード設定が凄い。不慣れな独り暮らしと思いきや割と困難も無く話が進むのが面白い。 というか気付かない実家の人達も知ってて黙ってるギルドの人達も結構酷い。 森の異常で主人公はどうなるのか。続きが楽しみ。
  • りんりん
    2025/03/09
    ★★☆
  • 2025/07/14
    追放令嬢というには幼すぎるし、スローライフというには余りにも不憫。そんな感じで始まった森での一人暮らしは程々に問題が起きて、程々に自由に生きることになる。少々盛り上がりに欠けるけれども、ただまったりとした雰囲気はどこか読み心地が良いものである。悪くない。