ロクでなし魔術講師と追想日誌 11
発売日 :
2024/10/19
戦いを終え迎えた卒業の日。最後の授業がいま始まる――?
来るべき比翼の日。だがそこに堕落の果実を強奪する組織が現れ―『第惨事チョコレート大戦』。
グレンの反対を押し切り魔獣退治についてきたシスティたち。彼女らを待っていたのはサキュバス!?
『世界最強の魔獣』。あの“迷”探偵がまたまた登場。今度は怪盗と直接対決?―『魔導探偵ロザリーの事件簿・飛翔編』。
国外任務のためグレンとセラが潜入。怪しまれないよう新婚夫婦を装うことになり―『偽装夫婦のシンフォニー』。
そして――禁忌教典をめぐる戦いを終え、卒業の日を迎えたシスティたち。だが現れたグレンは最後にとんでもないことを突きつける――「要するに、”最後の卒業試験”ってやつだ」
グレンの反対を押し切り魔獣退治についてきたシスティたち。彼女らを待っていたのはサキュバス!?
『世界最強の魔獣』。あの“迷”探偵がまたまた登場。今度は怪盗と直接対決?―『魔導探偵ロザリーの事件簿・飛翔編』。
国外任務のためグレンとセラが潜入。怪しまれないよう新婚夫婦を装うことになり―『偽装夫婦のシンフォニー』。
そして――禁忌教典をめぐる戦いを終え、卒業の日を迎えたシスティたち。だが現れたグレンは最後にとんでもないことを突きつける――「要するに、”最後の卒業試験”ってやつだ」
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784040756202
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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2024/10/2030ドラマガで連載していた4作品に、書き下ろしでグレンの最後の授業を加えた短編集第11弾。バレンタインを巡るチョコをもらえないモテない男たちの蜂起とその結末。グレンが三人娘+マリアと向かうサキュバス退治の顛末。煽り続けて直接対決を挑まれた怪盗Qに、その無能っぷりを露呈させた魔導探偵ロザリーの強運。隣国への潜入捜査で偽装夫婦役となったグレンとセラの甘いエピソード。そして卒業間近の生徒たちにグレンが課した最終試験。今回もグレンと三人娘のやりとりが楽しかったですけど、イヴのツンデレっぷりもいい感じに効いていました。
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リク@ぼっち党員2024/10/1911ネタバレありいつもの笑えるノリから、しんみりする物語までページ以上の満足感。特に後半二つは本当に感謝。主人公補正をこう使われると確かに陳腐になるな(笑)。あとバレンタインでいち早くグレンに凸したり、サキュバス騒動でのさらけ出しようといい、今後マリア無双になるんじゃない?ってくらいの勢い。まぁシスティもイヴもいるし釘刺されるか。セラとの結婚(仮)はifルートの長編で見たいくらい。特務室の面々のからかいと優しさが好き。そして卒業。グレンの最後まで先生な姿が見れて嬉しい。どんな道でも歩き切る生徒たちを影ながら見守ってくれ。
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椎名2024/10/229本編完結後の書き下ろしを含めた短編集。久しぶりにロクでなしシリーズの空気感を味わえて嬉しかった。ドラマガ連載分も合わせていつものテンション感で、だからこそこれで本当に終わってしまうことが寂しくもある。良いシリーズでした。
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八岐2024/10/208ネタバレあり★★★★ あれだけのインフレした力を身に着けたままでシスティたち大丈夫なの?と心配する向きはあったので、グレン先生の卒業試験はその辺りをちゃんと安心させてくれるもので良かった。いや、力云々を言うとグレンが一番ヤベえ力をそのまま保持してるんだが。未来の彼らの話、とまでは行かなかったけれど、それは彼女ら自信が紡いでいくんでしょうね。ただグレン先生のお相手に関しては今回といい本編といい、セラが故人にも関わらず結婚に纏わるエピで全部持っていった気がする。これ先生改めて女性と付き合う気ないんじゃない?
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bluets82024/10/218ネタバレあり本編終了後初の短編集はコメディ短編三編と追憶一編、そして卒業。コメディ短編はいつも通りのハイテンション。一方、いつもは辛さや切なさが強い追憶編が、グレンとセラが夫婦役で潜入捜査をする話で緊張感なしのラブコメモード。これまでのセラにまつわるエピソードは特に辛いものばかりだったから、セラの幸せそうな様子に読んでいるこちらも幸せになる。最後はシスティたちの卒業。修羅場を潜り抜けて強くなりすぎてしまった生徒たちを一度諫めながら、彼らの成長を促す卒業試験の内容に感服。グレンってちゃんと先生だったんだな。
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