アラベスク後宮の和国姫 3

発売日 : 2024/11/15
「俺なら故郷に連れ帰ってやれる」異国の商人がライラ―の下賜を求めて!?
 ライラ―の活躍で地位を追われた元イェニチェリ軍団長のズィー・ヤザンが、今度は異国の商人と反乱を企てている――。
 そんな情報を掴んだライラ―とアスィールは、彼らが出入りしているという隊商宿へ足を運ぶことに。ライラ―の機転で新米商人を助けたことで、件の商人・ダンテとの接触に成功し、彼と取引を試みる一行。ダンテも自身の商会を守るためだったと苦しい事情を明かし、取引に応じる姿勢を見せる。しかしその対価として、あろうことかライラ―の下賜を求めると言い出して!?
 国益のためなら奴隷の自分は駒として使うべきだと、”為政者として”アスィールに進言するライラ―。しかし、そんな自分の心が揺れ動いていることに気づいて――?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784040752150

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/11/15
    元イェニチェリ軍団長ズィー・ヤザンが、今度は異国の商人と反乱を企てている情報を掴んだライラ―とアスィール。彼らが出入りしているという隊商宿へ足を運ぶ第3弾。ライラ―の機転で新米商人を助けたことで件の商人ダンテとの接触に成功し、彼も苦しい事情を明かし取引に応じる姿勢を見せるものの、求めた対価はあろうことかライラ―の下賜。国益のためなら奴隷の自分は駒として使うべきだと進言するライラーに対して、複雑なアスィールという構図の中、周囲に助言されてお互いにようやく素直になっていった2人の関係がなかなか良かったですね。
  • 2024/12/23
    ネタバレあり
    元イェニチェリ軍団長のズィー・ヤザンが異国の商人と反乱を企てている。そんな情報を掴んだライラ―とアスィールは隊商宿へ足を運ぶ。件の商人・ダンテと接触し取引を試みるのだがダンテはライラ―の下賜を求めると言い出して…。今回もライラーは強くてかっこいい女だった。餅米と出会えて大興奮なところが好き。国益のため駒として自分を使うべきと進言するライラ―だけどアスィールへの気持ちがあって揺れちゃうのがまたよかったです。終章のライラーがアスィールに会いに行くところがすごく2人らしかった。これで完結かな。寂しい。
  • さなだ
    2024/12/21
    図書館 完結?
  • tokumei17794691
    2024/12/26
    ネタバレあり
    ・話の展開が急すぎて、筋がよく分からなかった。オスマン帝国とベネチア共和国との交易をモデルにしているのはツボだし、中華料理的なものを流行らしたりと、素材は好物なのだが。・内容的には最終巻と推測。そのわりに、ダリル帝国が極東の和国で奴隷狩りをした理由が不明確。今巻もそうだが(思わせぶりなセリフがある)、1巻からライラーは「初めから狙われたいた」との伏線を感じる。だが、それが未回収。外伝が出るのか? ・登場人物の把握が難しい。一覧を付けてほしかった。・世界観的に不必要なカタカナ語の使用は若干の減点。