パルパネルは再び世界を救えるのか

発売日 : 2024/09/25
長い旅の末、勇者は魔王をぶち殺しました。物語のはじまりはじまり──
たった一人で魔王討伐を果たした勇者だが、その表情は浮かない。一体何が? 光を失いし天使と一匹の蛙とともに勇者が送るスローライフの実態とは? 勇者が直面する突然の求婚。麗しき薔薇の王子の企て。果たして勇者は再び世界を救うことになってしまうのか――
登場:救世の勇者パルパネル/西の王/霊王アルダモート(蛙)/大巨人ディガノール/天使/神/アダツミ/神姫タラソナ/魔術師フォーネット/地底の王モザニ/シーディア/薔薇の王子ギャロ/デクスター/ウィアセント/魔女イルミナ
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784046840103

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/09/25
    長い旅の末、魔王を倒した勇者パルパネル。たった一人で魔王討伐を果たした彼が、光を失いし天使、一匹の蛙とともに送るスローライフ。神の遣いである天使に魔王を倒した褒美として、冗談で言った不老不死をあっさり付与されてしまったパルパネル。なぜか天界に戻れなくなった天使、かつて蛙に変えて封印した不死の霊王アルダモートとともに、人里離れた山奥で暮らし始める展開で、どんな殺伐とした展開になるのかと思いきや、時には世界の危機に立ち向かいながら、三人でわいわいと意外と普通にスローライフを楽しんでいてなかなか良かったですね。
  • まっさん
    2024/11/01
    ネタバレあり
    ★★★☆ たった一人で魔王を討伐し、ひっそりと俗世から姿を消した勇者・ パルパネル。彼は何の気なしに放った一言によって神から望まぬ祝福を授けられて…光を失いし天使と一匹の蛙、無気力な勇者が送るスローライフで、彼は再び世界を救うことになるのか… 陰鬱なパッケージと作者に惹かれて購入した作品。出てくるキャラクターが全員が癖強く、良い意味でスローライフ的な雰囲気とミスマッチを感じて終始退屈せずに読めました。 「魔王を討伐したその後」という最近ちょくちょく見掛けるジャンルにあたる今作。個人的にこれまで読んだ同→
  • 八岐
    2024/10/11
    ネタバレあり
    ★★★☆ 世界を救ったパルパネル。でも彼って使命感とか正義感には程遠い虚無の人に思える。彼に愛はあるのだろうか。でも愛はなくても寂しさはあり、それ以上に優しさの人のようにも見える。彼が命を賭してまで魔王を倒したのは、ほんのちょっとの優しさからだったんじゃないだろうか。それは愚者の振る舞いで、だからこそ彼は勇者というよりも賢者に見える。これはそんな彼の、何も求めていなかった彼の悠久のその後のお話。と言っても、まだ家の一軒も建てられていないのだけれど。
  • 真白優樹
    2024/09/25
    西の王と呼ばれる魔王を討伐し、神に半ば冗談で願った不老不死を叶えられてしまった青年が、帰れなくなった天使と、蛙な霊王と生きていく物語。―――ひたむきに好きに、時間があり過ぎるから。 不老不死だからこそ気が付けば作中時間で長々と経過していて、その中で時に面倒事に巻き込まれたりしつつも、死ねないから生きていく物語であり、まさに十文字青先生しか書けないであろう、どこかセピア色な人生が繰り広げられる物語である。死ねないとは情けない、しかし死ぬ方法はなくて。そんな無限の時間の先とは。 次巻も勿論楽しみである。
  • 碧海いお
    2024/10/12
    挿絵に惹かれて読んでみましたが、題名からしてフリーレン的な内容を想像をしていましたが、所謂、WEB小説にあるスローライフものらしい。 メインキャラに天使とカエルがいるなんて独特の3人。 他の登場人物も登場をするが、まるで平成のラノベみたいに架空の設定を覚えるスタイルらしい。電子書籍書きおろしがまさしく設定がぎっしりと書かれていて、00年代のラノベだったらこれが冒頭に書かれていて中二病設定まっしぐらだったのかと思ってしまいました。