創約とある魔術の禁書目録 11
発売日 :
2024/09/10
冬休み最後の日、命を失った上条当麻が目覚めたその場所は――。
上条当麻は、アリスを救うために、ただ立ち尽くしていた。
しかし、彼の命という命、すべての灯火は完全に消え……その生命活動は停止していた。
冬休み最後の日。学園都市のとある少年の死亡確認は取られた。
そして。
虚無。何もない空間。上条が目覚めたそこは、彼自身が打ち消してきた『幻想』そのもので――。
そこに降り立つ一人の女性、アンナ=キングスフォード。しかしどうやってこんな場所まで? 驚く上条はとある提案を耳にする。ちょっと待て、『そんな事』が本当にできるのか……?
しかし、彼の命という命、すべての灯火は完全に消え……その生命活動は停止していた。
冬休み最後の日。学園都市のとある少年の死亡確認は取られた。
そして。
虚無。何もない空間。上条が目覚めたそこは、彼自身が打ち消してきた『幻想』そのもので――。
そこに降り立つ一人の女性、アンナ=キングスフォード。しかしどうやってこんな場所まで? 驚く上条はとある提案を耳にする。ちょっと待て、『そんな事』が本当にできるのか……?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784049158533
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みんなのレビュー
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燃え尽きタコ2024/10/1614ネタバレあり前半後半別々の意味で情緒ぐちゃぐちゃ。 前半、ギャグとシリアスでサンドイッチされて情緒どうしろと?最近の禁書はラストの盛り上げが微妙な分、コメディ描写と中盤までの盛り上げが洗練されてるけど、ここまでそれを活用したグラーデションは新感覚で面白かった。 ヨハンの過去は普通に好き。怪物の正体は優秀なだけの真面目な男の子ってのは、これまでの超絶者編らしい真実だった。 後半、上条さんならヨハンも救おうとしてほしいという上条ファンとしての感情と、必死に「帰るんだ」って己の欲と共に歩む上条さんを見てヒーローでも救世主で
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リク@ぼっち党員2024/09/109ネタバレありとあるにしては非常に珍しく登場人物三人という超少人数での地獄廻り。人数を絞っているかつ、地獄からの脱出という明確な目的があるので、シンプルで非常にわかりやすい。舞台は地獄だけど、お姉さんとおじさんという実力が担保されている上にボケもツッコミもできる人材との行動だったので、重苦しい雰囲気はなかった。それでいて最近ずっと描いていた正義だ善悪だ好悪だの話に踏み込んでいたのも良かった。結局上条さんの本質は好きなように行動して、勝手に人を救う。自分勝手ではあるよなぁ。年長者との地獄廻りで気持ちの変化があるのか期待。
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みどり2024/09/138あ、エバーミングされて「五体はあるんだ」と思ってしまった。引き裂かれてたら魂があっても、入ると来ないもんね。でもまだ死んでるとーま。もしかして、死んだまま創訳が終わるの?
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D-suke2025/04/067ネタバレあり★★★★☆再読 ぶっちゃけCRCがヨハン=ヴァレンティン=アンドレーエになって、それによって上条当麻に理解されてぶっ飛ばされる展開が好き。キングスフォードの話とも被るけど、戦いの経験値やヨハンとの付き合いを積み重ねていった結果なのが最高に上条当麻なんだよね。 そんな上条当麻が死亡してしまったところから話が始まるみたいで楽しみ 何気に幸せになれよ上条当麻なんてまっすぐ言えるのは真の達人の2人ぐらいな気がする
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彼方2025/06/036アンナ=キングスフォードとCRC、二人を共に連れた地獄編、薔薇十字の成り立ちがついに明かされる創約11巻。今回は登場人物が上条他二人とあって、久々にじっくりと狭い範囲で話が繰り広げられた気がする。ヨハンという少年の悪戯心から始まった取り返しのつかない歴史と激突、そしてシリアスに水を指しまくりのほんわかえっちお姉さん成分。掘り下げが深くて読みやすく、全体的な単巻のバランスでは創約の中ではかなり好印象な方でした。思い込みの激しさは上条の特徴であるし展開の肝ですけど、今後はそこら辺も成長すると良いな…。
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